- Amazon.co.jp ・マンガ (153ページ)
- / ISBN・EAN: 9784257903680
感想・レビュー・書評
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第4話は、どういう結末になるのか心配しながら読んだ。平成11年3月30日第1刷発行、定価798円(本体760円)。この巻だけ持っていなかったので、古本を購入。品代1円、送料257円。
収録作品:
「観用少女(プランツ・ドール)」
第1話「流砂」
第2話「プレゼント」
第3話「珊瑚」
第4話「メランコリィの花冠(ティアラ)」 -
惜しくもこれが最終巻。
最後の「花冠」が素晴しい!
最終話にふさわしいドラマティックな物語。
プラン虫のお話もよかったけど、ティアラは、本当に最高。 -
なんとなく読んでるうちに最初よりおもしろいような気がしてきたけど、やっぱり本棚に置いておきたいと思うほどではないなあ。自分の感性と合わないような気がしてたんだけど、多分和月が言ってた「美しいものに更に翼を生やそうとは思わない」っていうことだと思う。聞いたときは拘りすぎだろそれはと思ったけど、美しいものに更に美しいものをつけるのは見苦しいなと自分は感じるな、ということに読んでて気づいた。
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―観用少女の何よりの栄養は愛情でございます
エサは一日三回ミルクを、週に一度程度肥料として砂糖菓子をあげるだけ。
そしてたっぷりと愛情を与えると美しさを増してゆく、貴族の道楽とされる観用少女。
しかし、育て方を間違うと「育って」しまうか「枯れて」しまう。
買主を「選ぶ」観用少女たちの美しく切ない連作短編。
友人に貸してもらった漫画。川原由美子さんの作品ってかなり久しぶり。
川原さんといえば『前略 ミルクハウス』か『CLIMB THE MOUNTAIN』と思っていましたが、これも代表作のひとつだったのですね。先日愛憎版が発売されていたのを書店で見かけました。
しかしこの方の描く女の子の笑顔って、ほんっと~にかわいい~~♪
どのくらいの値段がするものかわかりませんが、思わず買いたくなってしまいます。
光源氏の気持ちもわかろうというもの。
心に残ったお話はやっぱり最後の「花冠」のお話かなぁ。
宝石商のお話もかわいらしかったし、木になる病気のお話もよかったなぁ。
でもどの観用少女も美しくって、それだけで満足でした。 -
有翼、水生、寄生植物とものすごい観用少女のバリエーションだが、印象に残る傑作が多い4巻。
いちおうこれで最終巻。 -
川原由美子さんは「前略、ミルクハウスより」の頃から好きです。
このシリーズもものすごく好きだったけれど、
完全版2冊でもって、完結だそうで、残念。
プランツじゃなくても新作読みたいけど、無理だろうか? -
今でも続きを待ってるんだけど大分前のネムキの
インタビューでもう描く気無さそうな事を
云ってたので無理かなー。ちょっと淋しい。 -
メランコリィの花冠 をご存じない方
そのはかなくおそろしくせつない姿を
一度御覧あれ -
長編が2本はいっておりますが、やっぱり初期の短編の方が好きだ。