心の嵐を青空に

著者 :
  • 家の光協会
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本棚登録 : 87
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259547622

作品紹介・あらすじ

美輪明宏 待望の最新刊!
美輪流“開運の法則”
壁を乗り越えたい、あなたの出口を照らすメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 人生相談は様々。しかしその原因は多くは自分にあると悟る事も必要かもしれない。一番多いのは人間関係だ。特に親、夫、妻、子供、仲間、同僚の「悪口・喧嘩」沙汰の対処は「感情を抑えて冷静に判断」である。だから、老いたら、「これからの人生は自分自身のためにと余計な事はしない、言わない、やらない」が一番だと思う。

  • 久しぶりに美輪さんの本を読みたくなって手に取った

    数々の人生相談に美輪さんが答えていて勉強になる
    厳しいけどこれが本当の優しさだと思った

    人間は文化が大切だと改めて納得し
    上質な文学や音楽をもっと楽しみたい

    又吉直樹さんとの対談も読んでいて興味深かった
    相方綾部さんも絶賛されている

  • 苦労されてこられたのか、説得力のあるアドバイスがたくさん載っていて、自分自身の身勝手さや未熟さに気づけた気がする。美輪明宏さんのことは、今まで髪の毛の黄色い変な人と思ってたけど、改心しちゃった。

  • この手の悩み相談本の中で、今まで読んだ中で1番辛辣だったから、めっちゃ衝撃だった
    寄り添いとか共感がとにかく少ない
    それは、三輪さん自身が困難や苦境を乗り越える際に、感情での同情に意味がなく、結局、最後は考え続けることだと知っている人だからなのかなと思った
    苦境の旅に、知識を身に付けて、知性に溢れる回答カッコよかった
    昔の文化や芸術、最新の考え方など博学な分、説得力が感じられる

    感情で悩んでたって解決しない
    いつでも、悩みに見合う知性を考え方を身につけよう

  • 簡潔で愛情のある人生相談。
    美輪さんの歌が、また聞きたい。

  • ときに優しく、ときに厳しく、愛情あふれる言葉で苦しみを乗り越えるコツを 美輪明宏が伝授! 「今まで生きてこられたのだから、これからも大丈夫

  • 大好きな美輪明宏さんヾ(≧∇≦)〃
    美輪さんの人生相談は出るたびに買って読んでるけど
    相談内容も時代の流れを感じるなぁ…なんてちょっと思ったり。
    今回も相談に対し分かりやすくきっぱりと愛のメッセージ。
    年の功って事もあるのだろうけど、
    やはり今まで生きてきた、
    生き抜いてきた美輪さんならではのメッセージ。
    そして美輪さんが伝えたいのは
    始めのページに書かれてることと
    "まえがき"に書かれてることなんじゃないのかな?

    『今まで生きてこられたじゃありませんか。ですから、ものはついで。これからも、大丈夫ですよ! 』

  • 悩むよりも考える、それが全てです、それが心を青空にすると言うことなのです 昔のお武家様や寺子屋では、まず姿勢を徹底的に直しました。剣道や柔道も姿勢を出すことから厳しく教えられるわけですが、それは相手の出方を常に冷静に、理性的に見られるようになるためなのです 組織の中で生きていくためには、見ざる、言わざる、聞かざる、思わずある。これが一番大切なことです

  • 嵐は情緒、青空は理性。悩むより考える。姿勢は正しく。今回も心が軽くなる言葉か溢れていた。

  • 美輪さんのような心持になれたら生きていくのが楽ね

  • 過去を振り返れば、自分も被害妄想の塊だったと思う。こんなつらい想いをしているのは私一人だけ、とか、なんで自分だけがこんな不遇なのだ、とか、とんでもない勘違いをしてきた。。全ては自分の考え方、捉え方次第。ある事象をどうとらえるか?それにすべてがかかっている気がする。一面から見たら、それは不遇で不幸かもしれないが、もっと俯瞰して別の側面を見たら、大して不遇でも不幸でもなくむしろラッキー、ということも多いかもしれない。俯瞰してみることができるかどうか、別の側面から物事をプラスにとらえ直すことができるか、逆転の発想、思考回路の転換、そこに自分の運命さえ左右されるような気もする。
    自分だったらまともに対峙できそうもないような数々の悩みが挙げられている。経済新聞や経済雑誌を読んでいるだけではわからない、本当のところ、みんなはどういうことで悩んでいるのか、というのが見えてきて興味深かった。

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著者プロフィール

長崎に生まれ、小学校の頃から声楽を習い16歳でプロの歌手としてデビューし、1957年「メケメケ」、1966年「ヨイトマケの唄」が大ヒット。
ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」、三島由紀夫に熱望された「黒蜥蜴」をはじめ、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、エディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」など数々の当たり役を持つ。
作家としても、衝撃の自伝「紫の履歴書」(水書房)をはじめ、「人生ノート」(パルコ出版)など数多くのベストセラーがあり、テレビや映画も、宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加、「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)にもレギュラー出演中など枚挙にいとまがない。
2012年から四年連続の出場となったNHK「紅白歌合戦」では、「ヨイトマケの唄」や日本語バージョンの「愛の讃歌」で大晦日のお茶の間を圧倒した。

「2021年 『新装版 天声美語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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