畑仕事の十二カ月 新版: 暦に学ぶ野菜づくりの知恵

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  • 家の光協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259564964

作品紹介・あらすじ

旧暦、二十四節季、農書、百姓伝記など、昔から伝わる畑仕事の知恵を現代に生かせるようまとめた一冊。
旧暦を読み解き、畑や野菜の持つ力を引き出す、自然に寄り添う暮らしのすすめ。

感想・レビュー・書評

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  • 二十四節気や月の満ち欠け、花の開花時期なんかを生活の中で活かしたいと思っていたのでとてもよい。
    畑仕事を通して土壌や気象など大きな視点で自然への愛着やきずなを感じたい。

  • 太陰暦を元に、季節ごと月ごとに分けて
    どういう畑仕事をしていくのかを紹介した本。

    さくらが咲いたら〇〇をする
    藤が咲いたら〇〇をする
    というように、花を一つの指標にして動く発想が面白い。
    季節を感じられる花々に囲まれて暮らしたくなった。

  • 一月 農事暦をつけよう/畑も今は農閑期、ゆっくりと準備を始めます ほか
    二月 栽培計画を立てよう/記録を残して毎年の計画を立てましょう ほか
    三月 種から野菜を育てよう/種たちが、あなたにまかれるのを今か今かと待っています ほか
    四月 種をまこう/今年の夏はどんな野菜と畑で会えるでしょうか ほか
    五月 よい苗を育てよう/あなたの苗は元気に育ってますか ほか
    六月 梅雨間の野良まわり/梅雨の季節、畑に入る時は植物を傷つけないように ほか
    七月 収穫の喜び/種が落ちる前に、草取りをしましょう ほか
    八月 夏の農繁期/収穫、草取り、跡地の整理をします ほか
    九月 二百十日を無事過ぎて/秋野菜作りにチャレンジしましょう ほか
    十月 秋を迎えて/人も畑もメンテナンスの季節です ほか
    十一月 冬が来る前に/畑を整理し、休ませる季節です ほか
    十二月 ゆたかに新年を迎える/冬野菜を収穫したら、来年の準備を始めます ほか

  • 農業の歳時を急ぎ足で通読。実際に野菜づくりをしている訳ではないので実感はないが、自然と暮らすには旧暦(太陰暦)が合理的なのだな〜。二十四節気をますます意識するようになるだろう。月の満ち欠けが野菜の害虫防除にも効果が出ているとの事例が興味深い。巻末の野菜各種の作型も参考になる。

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著者プロフィール

1965年静岡県生まれ。静岡大学農学部卒業。1980年代後半に農書に出会い、農事暦および旧暦の研究に取り組む。静岡県の農業高校教諭として、農業指導、園芸福祉などを担当するほか、地域やNPOと連携し、子どもや高齢者、障害者とともに植物を栽培する交流事業に取り組む。わかりやすい解説に定評があり、中学校「技術・家庭」の教科書での栽培の執筆を務める。現在、静岡県教育委員会高校教育課勤務。プライベートでは田畑を耕し、田舎暮らしを実践している。

「2016年 『畑仕事の十二カ月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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