喪失体験と悲嘆: 阪神淡路大震災で子どもと死別した34人の母親の言葉

著者 :
  • 医学書院
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260003940

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 震災後の死別における母親の声。このような声はそれまで非常に少なかった。
    4年半経つと生活面での変化が見られている。
    しかし、失った悲しみは4年半経っても消えてはいない。忘れたいとは思っていない。
    一人になる時間がほしい。
    手紙は自分の読みたい時に読めるので良い。数か月に1度のペースで。
    アンケート回答者は分析して一定の傾向が出て、それに基づいて処置されることは避けてほしいと考えている。
    夫との関係が崩れた人が多い。
    残された子どもに対応する余裕を持てていない人が多い。

  • 110408@上智大学 高木慶子  極新刊
    ---

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1936年熊本県生まれ。上智大学グリーフケア研究所特任所長、上智大学特任教授。聖心女子大学文学部心理学科卒、上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了。博士(宗教文化)。病気や災害、事故などで家族を亡くした遺族を対象とするグリーフケアの実践に携わり、長年、その第一人者として活躍。著書に『死と向き合う瞬間』、『喪失体験と悲嘆』、『輝いて人生』(日野原重明と共著)、『悲しみの乗り越え方』、『それでも人は生かされている』などがある。

「2014年 『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高木慶子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×