- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260021654
作品紹介・あらすじ
看護実践・看護教育のさまざまな現場において効果を測定する評価尺度の定本、第3版。1996年の初版以来、監修者らが開発と検証を続けてきた25の尺度に加え、患者安全や問題解決行動に焦点を当てたもの、新たに訪問看護師・助産師・養護教諭を対象とするもの、学生対象の技術演習や実習のためのスケールなどを追加し、合計40尺度となった。
感想・レビュー・書評
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三葛館看護 N240||FU
2006年の初版の発行から第3版を迎えた本書。
特に看護教育学における測定用具としての評価尺度の開発についての理念、活用における留意点、各種評価尺度の解説と活用方法についてまとめられており、看護教育学における尺度集の役割も果たしています。
版を重ねる毎に、新たに開発された測定用具が追加されていて、重要度が増していると言えます。
特に、第3版からは、各測定用具の使用許諾申請を出版社のWebサイトから行えるようになっていて、巻末の「付録」にその方法や問い合わせ先が掲載されています。
本学でも、博士前期課程の研究では、たくさんの尺度を用いた研究デザインがかなりの部分を占めているように感じます。看護教育学に特化していますが、測定用具が開発された理念や使用方法、使用許諾申請についていま一度理解するためにも本書が参考になると思います。
目次-----------------------------
第1章 看護教育学における測定用具開発の理念と特徴
第2章 測定用具の活用可能性と活用上の留意点
第3章 看護実践の質を測定する
第4章 看護職の役割遂行状況を測定する
第5章 教育活動の質を測定する
第6章 学生の自己評価を支援する
第7章 職業活動に伴う多様な状況を測定する
第8章 学習ニードを測定する
第9章 教育ニードを測定する
第10章 異文化間比較を行う
付録
1 使用許諾手続きの流れ
2 測定用具別問い合わせ先
3 研究のための尺度翻訳に関する契約書
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(もも)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82910