ケア学―越境するケアへ (シリーズ ケアをひらく)

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  • 医学書院
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  • / ISBN・EAN: 9784260330879

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  • 老人と子どもは対の存在、の章は大学で学んだ部分と重なってた。今の時代の死に方とは、安心して老いるコミュニティとは、が20年前から課題提起されておったぜ。海外の事例もっと調べよ

  • 【書誌情報】
    『ケア学――越境するケアへ』
    著:広井良典
    判型 A5
    頁 280
    発行 2000年09月
    定価 2,530円 (本体2,300円+税10%)
    ISBN978-4-260-33087-9

    <ケア>の多様性を一望する
     どの学問分野の小さな窓から見ても、その姿はいつもフレームをはみ出している……医学・看護学・社会福祉学・哲学・宗教学・経済・制度等々のタテワリ性をとことん排し、積極的に“越境”することなしにケアの豊かさをとらえられないと考える著者の刺激に満ちた論考。時代は、境界線引きからクロスオーバーへ!
    http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=4562

    【目次】
    はじめに 

    I ケア学の必要性
     1 ケアすることの意味
     2 ケアのモデル/越境するケア 

    II サイエンスとしての医療とケアとしての医療
       医療モデルの意義と限界
     1 複雑系・EBM・標準化
     2 病いのエコロジー 

    III 老人・子ども・ケア
       生活モデルの新たな展開
     1 人間の三世代モデル
     2 老人の時間と子どもの時間
     3 コミュニティそして自然 

    IV 超高齢化時代の死生観とターミナルケア
       スピリチュアリティの次元
     1 これからのターミナルケアへの視点
     2 超高齢化時代におけるターミナルケア
     3 ターミナルケアと死生観
     4 深層の時間とターミナルケア 

    V ケアにおける医療と福祉
     1 医療・福祉職種の役割分担
     2 医療保険と介護保険の関係 

    VI ケアと経済社会
     1 看護の経済的評価
     2 ケアの市場化と社会保障 

    参考文献●「ケア」について考えるためのブックガイド

  • ケアに関する考え方。すごい参考になる。

  • 図書館所蔵【498.04HI】

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著者プロフィール

広井 良典(ひろい・よしのり):1961年生まれ。京都大学人と社会の未来研究院教授。専攻は公共政策、科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱。社会保障、医療、環境、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観、時間、コミュニティ等の主題をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。著書『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大佛次郎論壇賞受賞。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)で不動産協会賞受賞。他に『ケアを問いなおす』(ちくま新書)、『ポスト資本主義』(岩波新書)、『科学と資本主義の未来』(東洋経済新報社)など著書多数。


「2024年 『商店街の復権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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