漢字検定準1級試験問題集

著者 : 山田俊幸

• 池田書店 (1996年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2017年10月15日]

漢字検定準１級の試験対策問題集です。出題形式別に問題が分類・配列されており、重要な問題は繰り返し出題されるので、問題を解き進めながら自然に身につけていくことが出来るようになっています。

古い本ですが、現在の出題傾向とそれほど大きな違いはないように感じました。ただ、四字熟語に関しては、近年は本書には見られないような問題がかなり見られるようになっているのではないかと思います。

巻末には、頻出の四字熟語と故事成語・ことわざをまとめたページがあり、試験直前のチェックに役立つようになっています。もっとも現在では、『本試験型漢字検定準１級試験問題集』（成美堂出版）にも同様のコーナーが設けられているので、現在の出題傾向に準拠していると思われるそちらを利用した方がよいかもしれません。

著者プロフィール

1947年生まれ。帝塚山学院大学教授。専攻は日本近代文学、大正イマジュリィ研究。日本絵葉書会会長。著書に『アンティーク絵はがきの誘惑』（産経新聞出版）、編著に『大正イマジュリィの世界』（ピエ・ブックス）、『小林かいちの世界』、監修に『加藤まさをのロマンティック・ファンタジー』（ともに国書刊行会）など。

「2013年 『年賀絵はがきグラフィティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」