日々きもの 小紋・紬・ゆかたを楽しむ基本事典

著者 : 着物屋くるり

• 池田書店 (2016年3月15日発売)

感想・レビュー・書評

[hatuhiさんの感想 · 2024年4月23日]

着物を着るとき、必要最低限押さえておくべき知識と、必要なものの揃え方が過不足なく載っている本です。着物と帯以外の必要なもの、というのは抜けがちなので、掲載されているのは参考になります。
コーディネートは普段に着る着物のみですが、参考として礼装（留袖や訪問着など）も参考として掲載されていますし、選び方のコツのようなものも入っています。
着物を着た時の仕草や、ちょっと着崩れた時の対策、お手入れ、収納の仕方まで載っています。着物を買うときのポイントも入っています。
ただし、着付けに関しては全く掲載されていません。あくまで着物知識の本です。それと、参考の着物屋さんが東京に集中しています。ので、星をひとつ減らしました。まあ、著者のくるりさんがそもそも東京のお店なので仕方がないのですが。
知っておきべき知識が詰め込まれたとても実用的な本だと思います。

[十文字学園女子大学 文芸文化学科【公式】さんの感想 · 2022年2月2日]

日々きものとは、特別な日の装いではなく、日常のお出かけ着として活躍する普段着物という意味で、小紋、紬、御召、色無地、江戸小紋、木綿の着物、ゆかたを本書では取り上げています。
伝統や文化をふまえたうえで、これからの時代に残していきたい知識をわかりやすくまとめ、気軽に着物を着こなしていただけるように、コーディネートのアイディアや着付けのコツなども紹介しています。

日外アソシエーツ bookplusより

[sagamabさんの感想 · 2019年3月13日]

こういうのを知りたかったんですありがとうありがとう！！と言いたくなるような本（笑）
初心者にお勧めです。

[mahmaさんの感想 · 2017年6月6日]

くるり

ヤッパリ、おしゃれ。
あきない感‼︎
そして、日常に溶け込めるぅ。

着物の収納アイディアは勉強になりました‼︎

著者プロフィール

一般的に言う「呉服屋」とは異なる、独自のスタイルを持ったスタイリッシュな「キモノショップ」。型にはまらない自由な発想による革新的な商品や、「きものビギナーズスペシャルレッスン」「きものコンシェルジュサービス」「和の女塾」などのコンテンツでも絶大な人気を得ており、「着物が刺激的で魅力にあふれた“文化”であること」、「22世紀に向けて進化し続ける“生きたファッションの潮流”であること」を発信し続けている。また着付けをはじめとする和の伝統文化を「教える側」からではなく、「習う側」から考えた習いやすさ、楽しさ、理想的な「学ぶ環境」づくりを重視した和のレッスンスタジオ「WAnocoto」を運営。

「2015年 『着物の楽しみが広がる　帯結びアレンジ帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」