クロールはゆったり泳ぐと速くなる! (Ikeda sports library)

著者 :
  • 池田書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784262163864

感想・レビュー・書評

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  • クロールをきれいに泳ぐための指導書。
    ターゲットとなる読者は、市民プールなどで趣味で泳ぐ大人でしょうか。
    初心者向けなのかも知れないが、かなり細かい体の動きまで書かれていて、速く泳ぎたい人にも役に立つ情報がある。
    一番強調しているのはストローク辺りの距離(DPS)の考え方の導入。
    まずはタイムが落ちても良いので、DPSを伸ばすことに注力すると結果的に速くなるらしい。
    以下個人的に気になった箇所を列挙
    ・手の軌道は2軸で直線的に力を入れ続ける(垂直方向に楕円軌道にならない)
    ・手を抜く時は肩甲骨を内旋させる
    ・リカバリは肩甲骨主導
    ・アップキックを重視して脚が下がらないようにする
    ・ドローインして腹圧をかけ続ける
    ゆったり、あるいは速く泳ぎたい人におススメです。

  • 一応分かった、出来るかどうかは別

  • とても参考になった!ゆったりクロールを目指してみようと思いました。

  •  本書も一回読んで終わり、という類の書ではないが、通読し、一部試しましたということでまずは読了扱いに。
     著者の別書も持っており、それから別の視点での記述が結構あったのでよかった。むしろ本書が一番自分にしっくり来る説明が簡潔になされていた。もう少しボリュームが欲しいところだが、シンプルにしているからこそ、なんどでも「ドリル」に向かいやすいのだろう、と解釈。
     キックの考え方が特に身になった。いきなりできるような錯覚に今陥っている状態。ちゃんと何度も読み返して復習したい。

著者プロフィール

1962年生まれ。中央大学理工学部准教授。世界最新の科学的トレーニングを学ぶかたわら、老若男女の一般スイマーを指導。泳げない人を「泳げるようにする」第一人者。クロール50mの日本記録保持者、塩浦慎理をはじめ数々の日本記録を樹立させ、オリンピックメダリストを育成した。

「2013年 『クロールはゆったり泳げば速くなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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