いのちは見えるよ (いのちのえほん)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 160
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (52ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265006212

感想・レビュー・書評

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  • エリちゃんのとなりにすむルミさんは、
    全然目が見えませんが盲学校の先生をしています。
    そんなルミさんはある日お腹が痛くなって病院へ運ばれることに…

    名場面

    ・命の誕生に立ち合ったエリちゃん。
    お母さんも自分を必死で産んでくれたことに気づきます。エリちゃんになんだか熱いものが込み上げてきて…


    ・赤ちゃんが育ってきた頃、エリちゃんは、
    「ルミさんも目が見えたらいいのにな」
    と言ってしまいます。そのあと、
    (悪いことを言ってしまったな)
    と思い、少し後悔してしまいます。ところが、ルミさんは
    「いのちはみえるよ」
    と言います。

    命は見えないのに、一体どういう思いで言ったのでしょうか。



    ・ある日、ルミさんはエリちゃんがいるクラスにやってきて、命のおはなしをしてくださりました。





    どういう内容なのかは、詳しくは本を読んで確認してネ

  • 全盲の妊婦の出産に立ち会った、妊婦の隣に住む小学生の女の子が抱いた、いのちへの問いが書かれています。エリちゃんは、全盲なのに赤ちゃんを産み、赤ちゃんの世話をしていることに、疑問を抱きます。その問いに、妊婦はこう答えます。「いのちは見えるよ」。
    (書評空間)https://booklog.kinokuniya.co.jp/handaishosekika/archives/2013/10/post_26.html

  • 鼻の奥、目頭がギュッとします。目が見えなくても、命はみえる。子どもより子育てしているお母さんお父さんににおすすめ。普段のイライラから一瞬スンっとなり、我が子の誕生時をきっと思い出すはず。
    〇小学校低学年~

  • 2002 全盲のルミさんは少し見えるアキラさんが夫
    二人は赤ちゃんを授かる
    ルミさんのうちの隣のエリちゃん
    ルミさんを助けることに

    「いのちはみえるよ」というルミさんの言葉にエリちゃんは考える

    感じるということなのかな

  • 及川 和男 (著), 長野 ヒデ子 (イラスト)

  • 夏推薦(2018年度、低学年)

  • 三葛館児童書・大型本 E||IN||11

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55681

  • エリちゃんの家のお隣には全盲のルミさんが住んでいた。
    あるとき、ルミさんが妊娠する。
    ルミさんの夫のアキラさんは少し目が見えるけれど、転んで骨折してしまう。
    エリちゃんのお母さんも協力し、ルミさんの手伝いをすることに。
    ルミさんの陣痛に気付いたエリちゃんはお母さんと一緒にルミさんの出産に立ち会うことに。
    生まれた子はのぞみちゃんと名付けられた。
    生まれた赤ちゃんを見て、エリちゃんは思わずルミさんにも見えていたらいいのに、と言ってしまう。
    けれど、ルミさんは命は見えるよ、と言う。
    その後、ルミさんはおむつを替えるときなど、うんちを手で直に触って確認してしていた。
    ルミさんのことを学校の先生に話すと先生はルミさんとアキラさんを学校に呼んで話をしてもらうことにする。
    クラスの子供たちもルミさんののぞみちゃんの世話や、のぞみちゃんの姿を見て、命について学ぶのだった。

    命は見えないけれど、見える。

    いい話だとは思うけれど、近所の小学生が分娩室に入ることってあるのかな、と疑問に思ってしまった。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
    状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。
    「いま読んでいる」になっている本は貸出中ですが、ご予約いただけます。
    コメント欄に「貸出希望」と書いてください。
    (送り先の住所などはここに書かないでください。)

  • なんど読んでも、涙が出るほど感動する。絵も文も素晴らしい絵本。

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著者プロフィール

及川 和男
1933年、東京に生まれる。戦争で疎開、岩手に住みつく。
日本ペンクラブ、日本児童文学者協会会員。
小説・児童文学・ノンフィクションなど50作ほどあり、主な作品に『村長ありき』『鐘を鳴らして旅立て』(新潮社)、『米に生きた男』(筑波書房・農民文化賞)、『生命村長物語』(童心社)、『わらび座修学旅行』(岩波書店)、『森は呼んでいる』、絵本『いのちは見えるよ』(岩崎書店・いずれも全国課題図書選定)、『なんでも相談ひきうけます』(岩崎書店・北の児童文学賞)、『ザシキボッコの風』(本の泉社)など。

「2014年 『浜人の森2011』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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