わたしの病院、犬がくるの (いのちのえほん)

著者 :
  • 岩崎書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265006311

感想・レビュー・書評

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  • なおなおさんに教えて頂いた「地区センター」、休日を利用して訪ねてみました♪

    さすがに市の図書館とまではいきませんが、徒歩15分程度にあり、これから入り浸りそうな気がします。
    改めて、なおなおさんありがとうございました(ㅅ´꒳` )

    そんな地区センターの図書コーナー、せっかく来たしと思いながら手にした一冊、絵本のコーナーにあったのですが、文字にするのが難しい(>_<)

    勝手に明るい感じをイメージしたのですが、小児癌とたたかう子供たちが登場します。

    私も1ヶ月程の入院を経験したことがありますが、小児病棟って子供たちの無邪気な笑顔と辛く苦しい顔が入り交じっているんですよね...

    盲導犬、介助犬、セラピー犬...人間にとって最も古くからの友だちである犬たちだからこそ、人に寄り添うことが出来るんだろうな。

    最愛の愛犬を思い出し、思わず泣きそうになってしまいました( ᵕ ᵕ̩̩)

    いろんな感情が入り交じって本書を上手く文字に出来ませんが、読後評価は迷うことなく☆5つです!!


    病気で入院中も楽しいことを見つけ、友だちと遊び、日々成長していく子どもたち。その生きる力の輝きを、病院にくるセラピー犬とのふれあいを通して伝える感動の写真絵本。

    内容(「BOOK」データベースより)

    入院して、つらいこともあったけど、たのしいことも、たくさんあったよ。病気とたたかう子どもたちへのすてきな贈り物。それは、病棟にくるセラピー犬です。病棟の子どもたちと家族に深く寄り添って撮影した珠玉の写真絵本。

    著者について

    【大塚敦子・文・写真】 1960年生まれ。上智大学文学部卒業。商社勤務を経て、'86年から報道写真を撮り始める。フィリピンの新人民軍、パレスチナ民衆蜂起、天安門事件、湾岸戦争など国際紛争の現場を歩く一方、野生動物の撮影も行ってきた。'92年よりアメリカを舞台をしたヒューマン・ドキュメンタリーに取り組み、エイズとともに生きた女性の記録で'98年「準太陽賞」受賞。『いのちの贈りもの─犬、猫、小鳥、そして夫へ』(岩波書 店)にまとめる。『さよならエルマおばあさん』(小学館)で2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。他に『犬が生きる力をくれた』(岩波書店)『介助犬タージャ』『わたしは今がいちばん幸せだよ エルマおばあさんケア日記』(小学館)、『平和の種をまく』(岩崎書店)など著書多数。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    大塚/敦子
    1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。商社勤務を経て報道写真を撮り始め、パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材。92年以降はアメリカとヨーロッパを舞台に、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆がもたらす癒しなどのテーマに取り組んでいる。エイズとともに生きた女性の記録で98年度「準太陽賞」を受賞、『いのちの贈りもの―犬、猫、小鳥、そして夫へ』(岩波書店)にまとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    • ヒボさん
      シ━━━ッd(ºεº;)

      フフフフフッ~♪
      シ━━━ッd(ºεº;)

      フフフフフッ~♪
      2023/09/24
    • かなさん
      ヒボさん、こんにちは!
      いいですね、図書館の使い分け!!
      もう、上級者ですねぇ(*'▽')
      羨ましいです!!

      この作品も読んでみ...
      ヒボさん、こんにちは!
      いいですね、図書館の使い分け!!
      もう、上級者ですねぇ(*'▽')
      羨ましいです!!

      この作品も読んでみたいと
      図書館で探してみたけどないですね(-_-;)
      残念…!
      でも「介助犬タージャ」はウチにあるはずなので、
      いつか、そのうち…読みたいと思います(*^^*)
      2023/09/24
    • ヒボさん
      介助犬ターシャ、図書館の電子書籍では無かったです。
      地区センターの蔵書を検索してみたら、最寄りの地区センターには無かったのですが、他のセンタ...
      介助犬ターシャ、図書館の電子書籍では無かったです。
      地区センターの蔵書を検索してみたら、最寄りの地区センターには無かったのですが、他のセンターにはあるみたいなので、今度聞いてみよっと。
      2023/09/24
  • タイトルから、犬が中心の本かと思ったけれど、小児病棟の白血病の子どもたちの様子を紹介する本でした。

    姪の子どもが最近半年以上入院していたので、少し身近に感じながら読みました。

    写真絵本なので、ちょっとつらい場面もあります。

    亡くなってしまった子がいることもさりげなく触れられていますが、命の大切さを知るのにいい本だと思いました。

    高学年におすすめ。

  • 三葛館児童書・大型本 E||IN||21

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55607

  • モノクロの写真絵本。小児病棟に犬がやってくる。犬とふれあう時間は「患児」ではなく,ただの「子ども」になれる時なのか。(及川)

  • 病院の小児病棟には、 重い病気で長期間入院している子どもたちがいます。
    大人でも病気はつらいですが、 子どもはもっとつらい。 毎日、熱をはかったり、 にがい薬をのんだり、 ときには、 痛い治療もしなければなりません。
    家族といっしょに暮らすことも、 学校に通うことも出来ない子どもたち。
    毎日、 同じお医者さん、 同じ看護師さん、 同じ保育士さんがいる病棟で生活しています。
    そこに犬がやってくると、 それだけで、 病棟はにぎやかになり、 子どもたちは大喜びするのです。アメリカの病院では、 セラピー犬はふつうの存在なのだそうですが、 日本ではまだ限られた病院でしか見られないようです。
    でも、 病気のときは体のつらさもさりながら、 不安や心細さが先にたつもの。 ましてや子どものことですもの、 心のケアは必要ですよね。
    病気という困難を抱えながらも、 楽しみを見つけ笑いながらそれを乗り越えていく子どもたちの「生きる力」。 
    それを引き出すためのこうした取り組みが、 今後もっともっと広がっていってくれるといいなあと思います。


    おすすめ度  ★★★★★
    よみきかせ  適。 いのちについて考え始める小学校中学年くらいから。 文章自体は平易で、文章量も少なめです。 ちょっと悲しい出来事もあるので、 朝のよみきかせには重いかも。

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著者プロフィール

大塚敦子
1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材を経て、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆を活かして、罪を犯した人や紛争後の社会を再生する試みなどについて執筆。
『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』(岩波ジュニア新書)、『はたらく地雷探知犬』(講談社青い鳥文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発』(講談社)、『いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ』(小学館)など著書多数。
ホームページ:www.atsukophoto.com


「2020年 『シリアで猫を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大塚敦子の作品

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