ほんとはちがうよ (えほんのマーチ 17)

著者 : かさいまり

• 岩崎書店 (2004年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2017年5月12日]

ハリー、マット、ジョンおじさん。旅に出る予定のハリーに気持ちとは反対のことを言ってしまうマット

[ochaitiさんの感想 · 2015年2月8日]

大好きなのに、なんだか素直になれなくて、天邪鬼になってしまうことってあるよね。

[あきほなこうちゃん。さんの感想 · 2012年4月16日]

僕が重荷に…せつない。

[癒しの子育てネットワークさんの感想 · 2008年5月30日]

すきなのに　きらい。ほしいのに　いらない。こころと　ことばが　はんたいに・・。それでも　ひとりは　さびしいから　なにかの　きっかけを　みつけたら　だれでもすなおに　なりたいさ。

小さい頃から拗ね者だった私は、おとなになった今でも、本当の気持ちと違う気持ちが口から出てしまう時がある。だから主人公のマットが、じぶんと重なるの。私も、すなおになりたいなあ。

[ももたろうさんの感想 · 2005年1月17日]

登場人物の気持ちが前面に出ているのが子どもにもよく分かったようで、熱心に聴いていた。
　うちの子供もそろそろ複雑な気持ちの動きが言語化されてきたようである。

著者プロフィール

北海道生まれ。北海道芸術デザイン専門学校卒業。全国で講演、読み語りを行い、小学校の国語、道徳の教科書に、絵本が掲載されている。『とくべつないちにち』（ひさかたチャイルド）で、タイ・ブックスタートアワード賞、『ムカッ　やきもちやいた』（くもん出版）で、児童文芸幼年文学賞、『くれよんがおれたとき』（くもん出版）で児童ペン賞絵本賞、『ばあちゃんのおなか』（好学社）で、けんぶち絵本の里アルパカ賞を受賞。日本児童出版美術家連盟会員、日本児童文芸家協会会員。

「2023年 『えらいこっちゃ！ はじめてのプール』 で使われていた紹介文から引用しています。」