迷宮世界 [SF名作コレクション(第2期)]

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  • 岩崎書店 (2006年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265046683

迷宮世界 [SF名作コレクション(第2期)]の感想・レビュー・書評

  •  私が読んだのはコレじゃなく30年近く前にポプラ社から出ていた前の版で、話そのものは同じだがイラストレーターが別の人だった。
    表紙の美少女に惹かれて読んだのだが、当時11歳だったのに30歳近いオッサン主人公に対してものの見事に感情移入してしまった。
    それは要するに作中のヒロインに対し「恋をしてしまった」のである。(ちなみにヒロインも推定年齢20歳前後)

     舞台は1967年のカナダ・モントリオール万博。
    3年後の大阪万博を成功させるために送り込まれた青年・滝田勇作はパビリオンの一つ「迷宮館(ラビュリントス)」を訪れた。
    コンパニオンの少女マリー・デケイルゥの操作するエレベーターに間違って乗ってしまった彼は別次元の並行世界に迷い込んでしまう。
     そこは第二次世界大戦で日独が勝利したと言う…まぁよくある世界なのだが、そこでは連合国側のレジスタンスが占領軍と激しい戦いを繰り広げていた。
    実はマリーはこの世界から送り込まれたレジスタンスのスパイだったのだが、追っ手を逃れて共に行動するうちに二人の間に愛情が芽生える。
    九死に一生を得て元の世界に戻った二人だが、事態は思わぬ方向へ展開しつつあった。

     子供向けの本だからか所々に矛盾やツッコみ所があるのだが、「並行世界ラブロマンス」という設定は今日のライトノベルでは掃いて捨てるほど使い古されていると思う。
    つまり30年前に読んだ時はとても新しかったのだが、それ以上にイラストが魅力的だった事は認めよう。
    旧版を紛失した今になっても新装版を買う気が起きないのはそのためである。

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