落窪物語 いじめられた姫君とかがやく貴公子の恋 (ストーリーで楽しむ日本の古典 2)

著者 :
  • 岩崎書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265049820

感想・レビュー・書評

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  • 大分な大出世をして彼女の娘が入内(宮中に使えること)したことが驚きました!

  • 長女が中学校図書室から。
    二昔前なら田辺聖子、一昔前なら氷室冴子版だったけれど、平成の女子中学生は越水利江子版(娘たちには『恋する新選組』はじめ和物歴史ファンタジーでお気に入りの作家さん)。
    夜はすぐ寝てしまう次女が夜更かしして夢中で読んでいた。

  • 身分の高い姫君なのに、いじわるな継母に使用人のようにこき使われて、
    日当たりの悪い部屋をあてがわれ、「おちくぼ」などという名前を付けられた
    すみれの姫君。

    今をときめく右近の少将が、乳兄弟の惟成からすみれ姫のことを聞き、
    かわいそうにと思って手紙を送ったのがきっかけで、二人は出会った。
    美しく優しいすみれ姫に惹かれた右近の少将は、すみれ姫を救い出そうと画策する。

    ラノベ感のある、平安のシンデレラ。

  • 「落窪物語」を読んだことがなかったので、どういう物語か知りたくて読んでみました。 児童書なので、とてもわかりやすく書かれています。 これを機会に、他の本もチャレンジしたいです。

  • 確かに「いじめ」の話だ。。。

    岩崎書店のPR
    「日本版シンデレラストーリー。平安時代、キャリアウーマンもいれば継子いじめも普通にあった!今と変らない人間模様に納得の物語。 」

  • 家柄と容姿が全て、みたいなお話。
    容姿が綺麗な人は心も綺麗。
    なんだかそういうことを言いたいように感じてしまう。
    兵部さんは報われなかったわけじゃないけど、やっぱり悲しい。
    美しい人にはわからんのですよ!
    と言いたくなるかもしれないね。
    この時代の価値観が伝わってきますね。

  • ちょっと気恥ずかしかった……けど。
    古典への入り口としては、読みやすく、女の子たちに親しみやすいのではないかな。
    んー、男の子には……ど、どうかなー

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著者プロフィール

作家。元東北芸術工科大学客員教授。日本児童文芸家協会所属。『風のラブソング』で日本児童文学者協会新人賞、『あした、出会った少年』児童文芸家協会賞受賞。「忍剣花姫伝」シリーズ(ポプラ社)など多数。

「2017年 『竹取物語/虫めづる姫君』 で使われていた紹介文から引用しています。」

越水利江子の作品

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