なんでも魔女商会 (10) 三毛猫一座のミュージカル (おはなしガーデン)

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 420
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265054688

感想・レビュー・書評

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  • シルクはななのために、飛び切りのドレスを用意します

  • 学芸会でナナのシンデレラ代役話と三毛猫一座のカレンの代役だったミーナの話。同じ境遇と悩みをか抱えていました。クラスのみんなも劇団のみんなも元々役をやっていた人が良いと最初から思っていなかったと思います。演じる2人がそう思って行動していたから、伝染して陰口などとして表面化した気がします。本人達は真剣に悩んでいるので、その気持ちも分かるなぁと共感してしまいました。
    “その人の代わりは、誰にも出来ない。自分らしさと特性を信じて、最後までやり遂げる姿”がカッコよかったです。ミーナの変化から凄く感動して、泣いてしまいました。シルクとコットンの心遣いもちゃんと伝わってきますし、ナナへのサプライズが素敵でした。『シルク達もどこかでナナの勇姿を見ていてくれたら良いなぁ』と思ってしまいました。

  • 三毛猫一座というミュージカルに行くためのチケットが配られたけど、会場の地図が無くてどうしたら良いか迷っていたけど、実は道案内魔法がかかっていて、会場までの矢印が出てきて、ミュージカルの会場に到着できたのですごかった。

  • 三毛猫一座の回想シーン泣いてしまった……

  • ミュージカルの話で、ナナが勇気を出して、すばらしいと思った。

  • 図書館

  • 三毛猫一座のスターだった黒猫のカレンが大きな劇団に移った後、その代役を務める白猫のミーナが、シルクがリフォームした衣装のおかげでスターとして自立するお話。年に一度の学校の発表会で、クラスで演じる劇の主役を代役で務めることになっているナナも、それを見て、代役としてではなく、自分自身の役を演じる決心をする。シルクとコットンに言わせると、魔法使いのおばあさんがシンデレラにかける魔法は、手縫いではなく、12時までの期限付きなので、安物のリフォームだそうだ。それはまあ、そうだなあ。カラーの「魔女商会着せ替えふろく」が巻末に付いていて、とってもお得だが、図書館で借りた本だから切り取るわけにはいかない。

  •  この巻だけ飛ばしてたの、ようやく読めた。
     展開は分かりやすすぎるけれど、カレンさんが一座をやめた理由がドロドロしてるんじゃなくてよかった。
     児童書だしね。
     これが大人向けのお話だったら、確実にドロドロだよね。

  • 代役だからってその人になりきろうとせず、それぞれらしい演技をすることが大切と教えてくれるお話。
    他のことについても自分らしくふるまうことが一番だってしみじみ思います。

  • なんでも魔女紹介シリーズ10。

    >小さな旅の劇団「三毛猫一座」が森にやってきました。
    ところが、お芝居も歌もあまりじょうずではありません。
    シルクはそんな劇団の衣装のリフォームを引き受けますが…。


    ナナは発表会で代役として主役のシンデレラを演じることになりますが、元気がありません。
    そんな時、三毛猫一座の座長がリフォーム支店にやってきて・・・

    代役である三毛猫一座のミーナとナナの立場が重なりました。
    どちらも自分らしさを大切にすることが一番と気づき最後に自信を持てるようになったのでよかったです。

    手作りは「ビーズdeきらきらリボン」

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著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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