ゆうれい猫ふくこさん (おはなしガーデン28)

著者 :
  • 岩崎書店
3.58
  • (5)
  • (8)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 170
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265054787

作品紹介・あらすじ

団子町内のアイドル猫ふくこさん。ある日、横道から飛び出してきた車にはねられてしまう。気づいたときには、みんなに囲まれていて…まだまだ成仏できないふくこさんは、ゆうれいになった。そんなふくこさんの前に現れたのは…のら猫ふくこさんが団子町のために大活躍。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 福子さんは賢いなと思った

  •  団子町のアイドル福子さんは、まんまるでとても可愛らしい。

  • 団子町のアイドル猫ふくこさん。車にはねられ死んでしまう。
    成仏できずにゆうれいとなり、団子町を見守ってくれている。

    丸々太ったふくこさんが愛らしい。

    小学校中学年~

  •  これも2巻から読んじゃったパターン。
     こういういきさつがあったのね…。
     ふくこさん、かわいい。

  • ふくこさんの語り口が軽妙で楽しい。

  • 猫が語る形式なので読みやすい。
    得体のしれないものに憑りつかれる話なので怖い話でも大丈夫な子向け。

  •  町の人たちにかわいがられていた猫の「ふくこ」。車にはねられ死んだふくこは、ゆうれい猫になって、町内を見守っている。

  • あたしはのら猫のふくこ。ただの猫じゃないよ。じつは町のみんなを守るゆうれい猫なのさ。おや、そば屋の夏美の様子がおかしいよ。あたしはぴんときた。こりゃ、なんかある!

    絵にかいたような下町のおばちゃんぶりがいいですね。
    花鳥風月のネーミングに笑えました。

    ふくこさん成仏しないのね…(K)

  • 下町の古き良き商店街のアイドルでぶ猫ふくこさんが、うっかり車にはねられて死んでしまってからも、ゆうれいになって、町の人々と暖かい交流を深めてゆく。守り神おキツネさまとの丁々発止の騙し合いや下町情緒が楽しい。

  • 団子町商店街に住んでいた猫のふくこさんは、ある日交通事故で
    死んでしまいました。
    幽霊になってしまったふくこさんですが、いつもと同じように商店街を
    散歩していると、何か様子のおかしい夏美が、急いで商店街の外に
    向かって行くのが見えました。

    ふくこさんは夏美のことが気になって、後をつけて行きました。
    着いた所は、誰もが気味悪がって行かない場所でした。
    友達に言われるままに、夏美が一人で行かされたとき、
    怪しいモノが地面から現れ、夏美の体にとりつこうとしているではありませんか!

    ふくこさんは幽霊になった体をいかして、夏美を助けようとしますが・・・。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

廣嶋玲子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×