なんでも魔女商会 (18) うわさのとんでも魔女商会 (おはなしガーデン)
- 岩崎書店 (2012年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265054824
作品紹介・あらすじ
ほうき星の観察のために寝不足気味のナナでしたが、きょうは、シルクやコットンたちと魔法市場にきています。お目あては、コットンがほしかった「スーパー全自動魔法付きほうき」でした。
感想・レビュー・書評
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とても面白いです
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コピーとオリジナルとは…
わりと深淵なテーマだと思うんだけども、あんびる先生の筆にかかればこんなにも読みやすくて説得力あふれる読み物になるのだ… -
コピー魔女フェルは全部の魔法もコピーできる。これはすごいことなのに、コピーで偽物を作るより本物を作る方が良いと思ったので、コピーするのをやめた。
なぜかというと、人間の世界ではコメット彗星と呼ばれている彗星が魔女の世界ではコピー彗星と呼ばれていて、その彗星が現れた日にはコピーした魔法が全部消えてしまう。だから、コピーするよりも本物を作った方が良いのだ。
僕は一回はコピー魔法を使ってみたいなと思った。 -
図書館
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例のごとく娘が市の図書館で借りてきた「なんでも魔女商会」シリーズの最新刊。今度は「コピー魔女」が登場。「なんでも魔女商会」と一字違いの「とんでも魔女商会」がコピー商品を販売して…という妙に現実感のあるお話。不正競争防止法とか商標権侵害とか、無粋な言葉をつい思い浮かべてしまったが、ちゃんと改心してよかった。物語には関係ないが、「コメット彗星」は変だと思う。「ゆうめいな『エルメル』っていうメーカーのバッグのコピー」を登場させるなら、彗星の方も「アレー彗星」とか「ハルー彗星」とか…あまりぱっとしないか。
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コピー魔法で何でもコピーして同じものを作っちゃう魔女のお話。
現実社会で言うところの、偽ブランド品みたいなことか。
それはいいとして、表紙のナナちゃんのファッション、それでいいの?
彼女、前髪も一緒に全部まとめて2つに分けて、トップでお団子にしてるじゃない。
そのヘアスタイルで、ニットのベレー帽を斜めに被る、て……かわいいの?
よく分かんない…。 -
・シルクとナナとコットンの3人が、ようふくをリフォームする話で、森の動物とかが注文してくるところが、かわいくていいと思います。
・今まで、ずっとコピーまほうを使い、ずるしていたフェル。ナナ、コットン、シルクと出会い、1からつくりあげるドレスがとてもすてきなことだと気づき、洋裁学校に通うという、悪から良い人がらになるフェルが、とてもたのもしくていいので、おすすめです。 -
これはなんだか、考えさせられました。中国、韓国のそういう関係の方にお見せしたいないようです。