- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265060573
作品紹介・あらすじ
チヨおばあちゃんとの再会、そのあとに訪れる別れを描く「神さまの宿るおなべ」、親指ほどの小さな神さまのお告げにみちびかれて、家出した誠一兄ちゃんをさがす「親指神さま」など、なつかしく、そして快いぬくもりに包まれた作品四編を収める。小学校中・高学年向き。
感想・レビュー・書評
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連作短編。
なんてことない話のようで、今を捉えている。
第一話が意外と重かったけれど、後はいい感じに抜けていて良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018.8
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あったかい本です。
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人情味あふれる下町の様子。ちょっと不思議で、人のつながりがあったかい。
最初の話が学級崩壊していくクラスをかいていて、ほんとうに些細なことで壊れるし、修復も人次第なんだと思いました。
どこにでも、信じていてば神さまはいるな。信じる瞬間からいるんだろうな。と思います。
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大学時代の友人のデビュー作です。なんだか懐かしい大阪の下町を感じるほのぼのとした作品です。
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楠章子(92児)著。
チヨおばあちゃんとの再会と別れを描く「神さまの宿るおなべ」、親指ほどの小さな神さまのお告げにみちびかれて家出した兄ちゃんをさがす「親指神さま」など、なつかしく、快いぬくもりに包まれた4編を収めた短編集。 -
学生時代の、そして創作の同人での先輩である楠章子さんのデビュー作。下町に住むみそらとみそらを取り巻く人々との短編集。人々の交流が温かいです。神様は自然にそこに存在してくれているようです。