三毛猫ホームズの黄昏ホテル (赤川次郎ミステリーコレクション 17)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 42
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265067671

感想・レビュー・書評

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  • その昔、陣内孝則がドラマで演じてたが、正直、退屈で面白くなく、てっきり原作が悪いのだと思っていたのだが、最近、また相場君が演じる事になり、図書館で娘が借りて来たので読み始めたら結構、楽しかった。

    最も、ホテル経営者の奥さん、大学卒業と同時に父親ほどに年の離れた経営者と結婚し、すぐに思いは覚め、その後、宿泊客だった相沢と恋仲に落ちる…と言う設定が、何とも安っぽかったがね^^; しかも、その客は僅か1週間しかいなかったと言うのに、駆け落ちの約束までしちまうとは…この軽さにいささか脱帽致しますけど、まぁ事件を出来る限り早く引き起こさないと話になりませんから、この辺りの設定の軽さは大目に見ましょう(*^^)v

    全体の事件の絡み方…と言う点に於いては、寧ろ、山村美紗よりも凝っていて面白いと素直に面白いと思いましたけどね。私は。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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