- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265068043
感想・レビュー・書評
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カラカラの天気が続く暑い夏の日。
みんなが、雨を待ち望んでいる。
「ふれ、ふれ、あめ!」声が響く。
やけどしそうな熱気が、そこ、ここに…
渇いた道を走る。
汗が、首から滴り落ちる。
やがて、ぽつりと。
そして、ぽとんと。
しだいに髪にも背中にも雨が、流れる。
雨のシャワーを浴びる。
日照りをいやす雨の嬉しさが、伝わってくる。
母や友だちとのふれあいも子ども目線で、元気いっぱいに伝わってくる。
詩のような文で、わかりやすい。
やわらかな色彩の絵も素敵だ。
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雨が降らない地域では雨って本当に恵みの雨なんだなってことがよく伝わってくる。
大人も子供もみんなで雨を浴びて踊って喜んで。
夕立が来るだけでも暑い夏は涼しくなっていいもんね。 -
何週間も雨が降らないかんかん照りが続くアメリカのとある街に、久しぶりの雨に沸く子どもたちや大人たちのありふれた一日が描かれている。水彩画で描かれた移り行く空の色がとても秀逸。見たことのある絵のタッチだなとおもったら「パンダのシズカくん」を描いた人と同じだった。
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7'30"
日照りが続く暑い日、久しぶりの雨に喜び 濡れながら遊ぶ少女達の話。
日照りや雨粒や空気感がよく表現されている。
透明感のある水彩画がお話にあっている。
岩崎書店の『海外優秀絵本』に選ばれているようだ。
感覚的な話なのでつまらないと思ってしまう子もいるだろうが、言葉の表現力を感じるためにさらっと読み聞かせたい一冊。 -
構図がステキ。物語はなんてことない。しかし、幸せを描いていると思う。
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<閲覧スタッフより>
水彩画タッチの絵が印象に残ります。うだるような暑さの夏に降る一雨は何もかも洗い流してくれます。母や友達、近所の人たちとひとときの恵の雨を一緒に楽しみましょう。
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所在記号:726.6||カシ||4
資料番号:10186043
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今年みたいな辛い夏にはより沁みる
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柔らかく微妙な色彩の空模様が美しい。
母娘でダンスする、楽しく弾けたシーンがいい。
こんな風に雨を楽しめたらいいだろうなあ。
本当に雨を待ち望んでいた気持ちが伝わってくる。 -
2011年6月19日
<Come on, rain!>
日本語版デザイン/鈴木康彦 -
憂鬱になってしまいがちな雨も、この絵本で気分が変わりそう。子供は雨でも楽しんでしまう。すごいなー。