宮沢賢治のおはなし (1) どんぐりと山ねこ

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 143
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265071012

感想・レビュー・書評

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  • 「低学年から読める宮沢賢治
    山ねこから届いたはがきで、「めんどな裁判」に出ることになった一郎。森へ行くと、どんぐりたちが、だれが「いちばんえらい」かを争っていた。そこで、一郎は…。」

  • 頭が悪い~と言うとどんぐり達が止まってしまった所が面白かった。

  • 小学生の娘へ読み聞かせ。
    高畠さんの挿絵も多く、楽しい。最初は朗読にしようかと思ってたけど、一緒に挿絵を楽しみたくて読み聞かせになった。
    登場するキャラクターが全部いい!読みながらクスクス…最後の一郎へのお礼を渡すシーンでは、「えーー!」と言いながら笑ってしまって読めなかった。。

  • 物語的には面白さはあまり感じなかった。ただ、独特の世界観はあった。

  • この不思議さは何だ。秋の天気や空気、葉っぱやどんぐりの匂いや音…。自然を肌で感じるような文章。

  • 手に取る機会があり読んだ。

    かねた一郎さま 九月十九日
    あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
    あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。
    山ねこ 拝

    どんぐりたちの、いちばんとは。
    山ねこ、馬車別当、一郎。
    「このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい」。
    深いわ。
    個人的には、宮澤賢治は難しいし、高畠純さんの絵やうるさい注は、好みではない。
    それでも、この本は読みやすかったです。
    ことばが難しかったりするところは、絵と注がうまく補っている。
    仕事関係の人のメールの最後が「○○(名字)拝」で、なんだかかわいいなぁと思ってしまうのは、山ねこのため。

  • 2016年6月の統一模試で四谷大塚から推奨された本(低学年)

  • (読んだ時期:7歳)

  • こどもの時は幻想的だと思っていたけど、高畠さんのイラストだからか皆楽しそう。。馬車別当の「ひゅうぱちっ」懐かしいー。
    そして山ねこはけっこう含むところがあるように感じた。めっきのどんぐりを混ぜるのとか、今後の手紙の出し方を決めたがるところとか…自然に属する存在ではないものとして描かれているような。

  • みにぴ 2011.04.02

  • 図書館でかりました。
    宮沢賢治のおはなし シリーズ

  • 2週連続で朗読。
    10・11月使用。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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