アンティークFUGA (1) 我が名はシャナイア (YA!フロンティア)

  • 岩崎書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265072064

感想・レビュー・書評

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  • 両親が突然行方不明になってから半年、風雅は近所に住む叔母の家に引っ越すための片付けの最中、父から譲られた木片のペンダント、コルノを久しぶりに手にする。
    コルノには不思議な力が秘められていて、風雅はその力を使って、両親が帰るまで、世界最強の木霊と兄弟として暮らすことに。
    木霊のシャナイアの導きで、つくも神と話ができるようになった風雅は両親の骨董屋を再開させる。
    そんな時、従姉妹のメグミが連れてきた地主のお嬢さんから指輪の鑑定依頼が。
    彼女の家の鎌倉時代からの因縁が風雅たちを巻き込んでいく。

    両親の行方、コルノの秘密、いろいろと謎を残しつつ、風雅はとりあえずお店と家を守るために、商売を優先させることに。
    両親がいない間も光熱費はかかり、日々の暮らしにも先立つものが必要なのだ。
    ガレのランプや古伊万里の大皿、エドワーディアンの指輪、かなり高額なアンティークのある生活なのに、日々、カップ麺を啜る男子。
    そのギャップがなかなか楽しい。

  • 「アンティーク」にもともと興味があったから借りてみました。話の内容もすごく面白くて良かったです。続編も借りて読んでみたいと思います。

  • あんびる先生は読み物でも安定感すごいな…
    獏ちゃんかわいい…

  • 978-4-265-07206-4
    C8093\900E.
    2007年 8月15日 第1刷
    作者:あんびるやすこ
    画家:十々夜(ととや)
    ----扉より
    両親が突然行方不明になって半年、ひょんなことから、つくもが身と兄弟になる契約を結び、二人でアンティーク店を始める。
    毎回いろいろなアンティークの蜘蛛が見が事件を引き起こすが・・。---

    目次
    プロローグ
    魔法のコルノ
    我が名はシャナイア
    封印された精霊
    アンティークFUGA開店
    宝刀抜かずのもの
    ひとつ目の夢
    二つ目の夢
    紅蓮丸と白刃丸
    駆け落ち?
    獏と、三つ目の夢
    めぐり合う重い
    小団円
    -------------
    ガレ 古伊万里(偽物)刀(白刃丸・紅蓮丸)獏の帯どめ
    --------------
    骨董(アンティーク)というか古道具というかその類やつくも神のお話っぽかったので読んでみました。
    ------------
    前半はこのお話の設定(のちの謎ときに絡む)
    アンティーク店稼働後はモノがらみのストーリー展開
    中学生女子あたりが好物としそうな感じ(イラストや人物設定なども含む)
    紙質 文字の書体、行間、版の大きさ本の厚さ重さ 絵の分量など サクサク読めて良かったです、続きがあるみたいなのでぜひ読みたい。

    サクッと読めて、読んだ気になる丁度良い分量でした。

  • 他のあんびるやすこさんの作品とは少し違う設定で話が進んでいきます。
    ある日目を覚ました風雅は両親が謎の失踪を起こしたことを知ります。そこから始まる付喪神たちとの出会いとは…?
    あんびるやすこさんの作品が好きな方にはぜひお勧めです。

  • 期限のない願いは許されないけれど、代々コルノが受け継がれていることは、期限のない願いの結果だったりしないのだろうか。
    それにしても人間臭い精霊さんだ。

  • 設定もわりとしっかり作られていて、シリーズ一巻目としての手応え十分!
    中学生あたりがターゲットなのかな?
    それにしては駆け落ちとかエピソードが、、、あ、JC対象ならいいのか。
    楽しくささっと読ませていただきました。
    機会があったら続編も読みます。

  • あんびるさんの本だったので、読んでみました。だいぶ不思議系だけれど、アンティークの知識をまったく持たない子どもにはいい教育になるかも。

  • 図書館より。
    児童書はさっぱり読めていいね~。
    続編も期待。

  • 下町~と同じ岩崎書店のYA!フロンティアというタイプの本。文庫より大きくてハードカバーよりちんまい。
    がっつり児童書ですが。でもサラリと読めて面白かった!
    つづきものっぽいので、次も借りてみます~。紗那兄さん好きだ~vvv

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著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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