ドラゴン株式会社 (21世紀空想科学小説 9)

著者 :
  • 岩崎書店
3.17
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265075096

作品紹介・あらすじ

エルマに届けられた不思議な種から、なんとドラゴンが生えてきた!しかも、増える。学校で、ドラゴンを利用した会社を作ることになるが…。究極の3択結末を選ぶのはキミ!

感想・レビュー・書評

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  • 種から生まれるドラゴン、という設定がとても面白そうだったので読んでみました。軽いテンポで読める話ですが、結構裏テーマは重いのかな?と思いました。
    大人になってしまった私が読むと浅く・広く・なんとなくという感じがするのですが、子どもたちが読むと捉え方や感想は違うのでしょうね。それが、子どもにヒットするものなのかどうなのか。その辺の見極めが難しいと思った作品。

  • 種から生まれるドラゴン、という設定がとても面白そうだったので読んでみました。軽いテンポで読める話ですが、結構裏テーマは重いのかな?と思いました。
    大人になってしまった私が読むと浅く・広く・なんとなくという感じがするのですが、子どもたちが読むと捉え方や感想は違うのでしょうね。それが、子どもにヒットするものなのかどうなのか。その辺の見極めが難しいと思った作品。

  • ★★★☆☆
    エルマーを読んだ子にすすめたい。
    ワクワクと読み進めるんですが、要のところが主人公の意識がなかったので・・
    お話の最後は読者が決めるのですが・・うーむ。
    ホントのラストは読者が考えるってことかな?
    (まっきー)

  • ある日、白い箱に入って届いた手のひらほどの黒い種。その種を植えると、ドラゴンが育った!しかもそのドラゴンは新しい種をどんどん出して、ドラゴンを人間が利用することで世界は瞬く間に変わっていった…

    「ドラゴン」を軸に科学技術や消費社会・格差社会を隠喩している物語。小学校中学年でも読めそうな文体で、「自分の豊かな生活が実は誰かの犠牲から成り立ってるのでは」と思わせる物語になっています。もっと深く読み込むこともできるかも。これで読書会とかしたら面白い…かな?

  • 予想以上に面白かった。1冊完結というのも良い。ドラゴンの種から、次々とドラゴンが生まれること、ドラゴンの吐く炎がエネルギーとなること、そこから、人間世界に役立たせようとするあまり、ドラゴンには苦しみを味わわせることなど、展開に違和感がなかった。勉強をしなくてもよい薬に副作用があったとは!

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著者プロフィール

【新城カズマ・作】  生年不詳。作家、架空言語設計家。1991年『蓬莱[ほうらい]学園の初恋!』(富士見書房)でデビュー。『サマー/タイム/トラベラー』(全2巻、早川書房)で第37回星雲賞受賞。現在、大河歴史ロマン〈島津戦記[しまづせんき]/玩物双紙[がんぶつぞうし]〉を鋭意刊行準備中。

「2013年 『ドラゴン株式会社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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