- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265076512
感想・レビュー・書評
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吸血海賊
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双子の兄妹コナーとグレースは、灯台守をしていた父が亡くなり孤児になったため、束縛から逃れるため、ヨットで海へと出て嵐にあい難破して、別々の船に助けられた。
コナーは海賊船「ディアブロ号」に。 そしてグレースはいつも安全のためだと部屋に閉じ込められ、時計もとまって時間がわからない、夜に「宴」がおこなわれている謎の船、ヴァンパイレーツ船に。幼いころから父の船歌にでてきた吸血海賊船だ・・・
このふたりの状況が、交互に語られている。グレースのほうは、ずっと疑問だらけで、この船はなんなの?ってなってましたが、 コナーはグレースがあのヴァンパイレーツ船に助けられたのだと思いつつ、史上最高の海賊になろうと決意する。
まだ導入部ですが、おもしろいですよ。 昼間は眠り夜に行動する吸血鬼と海賊が混ざってるんですよ。わくわくですね。 -
生き別れた双子の話。
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児童書の長編の某ヴァンパイア物は1巻があまり好きではなかったので、それ以降は読んでいないのですが、海賊物は好きで、なんとなく気になっていた時に職場の図書館利用者の方から面白かったと言われて読み始めました。
児童書ですが大人でも楽しめて、双子の主人公の心の深いところまで描かれています。
彼らの気持ちを早く楽にしてあげたいんだけど、簡単にはできなくて、まだ少年少女なのに自分たちの壁にきちんと向かい合っている姿が良いです。
児童書だけどきれい事で固めていないのも、またいいですね。 -
父親を失い、悲しみにくれた双子の兄弟は
船にのって旅に出るが、大嵐にあい海に投げ出されてしまう
兄はパイレーツに、妹はヴァンパイアの海賊船ヴァンパイレーツに
助け出される
どうにもならない運命をを2人の勇気で切り開いていく
映画化になりそう!
小高~ -
2009年7月22日
とても面白い。子供にも読ませたい本