- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265079544
感想・レビュー・書評
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いかにも恒川光太郎らしいどこにもないような町。ゆうれいのまちで暮らしてそこの住人になってしまって取り返しがつかない。大人になるとまた次の町へ!
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〝真夜中に友だちから誘われた「今晩、森の向こうに<幽霊の街>が現れるんだ、遊びに行こうよ!」...家を抜け出して、辿り着いた街並みを覗いていたら、幽霊たちが追ってきた。友だちと離ればなれになり、捕まえられて、見知らぬ家に連れていかれた...そうしてぼくは、幽霊の街で暮らし始めることになった...「誰か助けて!」〟<恒川光太郎>作、<大畑いくの>絵になる、『巌窟王』のホラ-版の世界に紛れ込んだような、おどろおどろしき悪夢の絵本。
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直前に読んだ、草祭を絵本化したような世界観。
こうして「街」はできていくのかも。
入ったら出られ…かと思いきや、友達また来た?!むしろ、友達、何者?! -
「ぼく」に起きていることと、「はるの よるの ゆめのよう」と「ぼく」が感じていることの意味がわかると怖い。
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学校の図書室にての読了。多分ループ系こうやってお化けのサイクルは回っているのだと言う感じ。子供は読んだら怖いだろうなと感じました。
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この作者らしい世界観。
相変わらず絵にインパクトのあるシリーズだが、何が怖いって、永遠に抜けられない予感と友達が一番怖い。 -
怖いような怖くないような。でも残酷な感じもします。
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読み返して読み返して面白さが沸いてくる、そんな作品。
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怪談えほん。
今までの中では「怖さ」は薄いかもしれません。途中の部分ではかなりぞくぞくとさせられましたが、読み終えた後はあまり怖くない。どちらかといえば、なんとなくノスタルジックな雰囲気もします。文章もそういう印象だし。
だけど。そのあとでいろいろと考えてしまいますね。主人公はいったいどこにいるのか。そしてその主人公に自分を重ね合わせちゃったりしたら……やっぱり怖いか。 -
で、どうなるの?