これでカンペキ! マンガでおぼえるコミュニケーション

著者 :
  • 岩崎書店
3.40
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本棚登録 : 102
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265802302

感想・レビュー・書評

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  • 子供用に購入。大人が読んでも参考になる。
    見開きで、太い大きい文字でNGとOKの受け答え。
    素晴らしい構成だと思う。

    どんなシチュエーションか説明を読まなくてもなんとなくわかる。気になったら、前後の普通の文字サイズの解説を読めばいい。
    伝わってほしい部分はパッと開いて目に入るから、文字を読むのが苦手だったり好きでない人にも伝わりやすいと思う。

    斎藤先生の端的に優しく語りかける説明もいい。過不足なく安心して子供に渡せる。
    コミュニケーションは双方向。この本で、所作や言葉を受け取る方の気持ちを想像できるようになるといいな。

  • 読む前は、全面に絵が入っているいわゆる漫画的なコマ振りなんだろうなと思っていたが、違った。
    右に会話事例とダメな回答、左に良い回答が書かれている。漫画は左右のページの下に一コマのみ。
    良い回答を見ると、その答え方でいいのか?と首をかしげる点もある。が、左ページ左上の斎藤先生のコメントを見て納得する、ということが多々あった。子供はそこまで見ないだろうと思い、親御さんがしっかりそこまで説明する必要があるなとも。
    お子さんがこの本を参考にするあまり、しゃべれなくなるのではないのかなと心配になる。イメージするには、2年生でこの本は、そうかそんな回答があるのか(知るのみ)。3年生ではこんな時の返答はどんなだっけ?何と答えればいいんだろう(考えずぎて自分で表現できなくなる)。と成長のどの段階でこの本を読むのか重要なポイントだと思う。

    内容については。
    あっそうか、そんな回答もあるんだと参考になった。転じて、自分に掛けられたあの言葉は、裏にそんな考え方があったのかもと勉強になった。自分の気持ちと反対な回答が良い言い方と捉えられる事例もあり、これはどうなんだろうと思った。

  • 2019/11/18

    361.45||サ (5階社会)

    コミュニケーションとは、「生きていく」上で重要な「人との言葉・気持ちのやりとり」を意味します。
    「いい言い方」・「悪い言い方」といった 友達でも、学校でも、家でも、面接でも使える会話のルールが身につけば、新たな「自己の発見」もあるかもしれません。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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