繕い屋の娘カヤ

著者 : 曄田依子

• 岩崎書店 (2017年12月8日発売)

感想・レビュー・書評

[きんぎょさんの感想 · 2023年2月25日]

児童ファンタジー

主人公カヤには両親がいない。
そんなカヤに神社にいるものから神様を救うお誘いをうけ旅に出る。

第一章 はじまりの鈴
第二章 お前のせいだ
第三章 森の子守唄
第四章 一ノ関 霧のシトリ谷
第五章 二ノ関 モユルガ原の牛鬼
第六章 三ノ関 ツナグ岩
第七章 四ノ関 トロミノ丘の悪夢
第八章 約束
第九章 半神半人のウラ・ルカ
第十章 森の神話

[ゆいこさんの感想 · 2020年12月28日]

王道のファンタジー冒険物語です。
ワクワクして、続きが気になって一気に読んでしまった。
訳あってひとりでたくましく生きる少女。でもやっぱり心の内には寂しさや不安も抱えていて、、、。
そんな寂しさや不安が彼女を強く、そして優しい人間にしてくれているんだなと後半で実感。
最後のほうは少しほろりとする場面も。

ひょんなことから出会い、良き相棒となる狛犬のミスマルも素敵だし、本当に何から何まで王道な展開だからこそ安心して読める童話でした。

NHKの教育番組でアニメとかやってそうな感じ。
あと、本の綴じ方が工夫されていて、ページがしっかり開くので読みやすかったです！
イラストも素敵でした！

[koto070128さんの感想 · 2018年1月17日]

まずとにかく装丁がとてもかわいい！！
絵本みたいでどんどん読めた！