こどもる

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 73
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265830275

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが目にする、手にする、口にするものたちに、「る」を付けると、なんとも可愛い子どもの仕草を一言だけで語る言葉になっちゃいました。

  • おもしろいんだ、これが。出てくる単語や表現がユニーク。そこに文化的なスパイスが効いていて。ことわざって教養や知識っていうよりユーモアだ。
    「ザワークラウトの中で自転車をこぐ」「ロバにスポンジケーキ」「オレンジのかたわれ」「あそこでクマがおどっているよ」「オオカミの口の中へ!」だって。
    ね、おもしろいでしょ。

  • ちちる よだる で始まり ガラスる ぼうしる かぜる なみだる を経て ふろる ゆあがる ふとんる でおわる

  • 20151215読了

  • 動詞?

    るをつけると動詞になる?

    ちちる
    よだる
    ひなたる
    さじる
    海苔る
    ブドウる
    スイカる
    声る
    くまる
    ふとごみる
    ごみる
    ビニる
    おとる=音る
    キーボードる
    ギターる
    つくえる
    ガラスる
    かくるる
    外る
    クツる
    はっぱる
    みずる
    ほじる
    むしる
    カエる カエル
    バッタる
    ぼうしる
    ぼーるる
    砂る
    ハトる
    かぜる
    ちきゅうる
    またちちる
    せんたくきる
    タンスる
    カゴる
    テーブルる
    ダンボーる
    しんふんる
    本る
    なっとうる
    またくまる
    たくらむ
    なみだる
    ふろる
    ゆあがる
    ふとんる

  • こどもの仕草や行動をイラストにし、「〜る」という言葉を添えたもの。
    いきなり「ちちる」!(おっぱいを飲む絵)可愛くて楽しい。「ふと ごみる」(ふと、ごみを見つける)「ビニる」(ビニール袋を噛む)など、あー、あるある!に微笑み読む。
    大人目線のユーモア。こどものなんとも言えない可愛らしいしぐさや動物的、野生的動作には「〜る」という表現がしっくりくるな、面白いなと思った。試しに自分のこどもバージョンを作る。うちは「でんしゃる」「チューる」「もーいいる」とかかなぁ(笑)

    荒井さんの絵は可愛い中に怖さがある。

    母親が読むと癒されると思う。

  • 「○○る」だけですべてが構成された絵本。
    絵はまさに荒井さん。
    どんな言葉にも「る」をつければ動詞になる…そんな絵本なのだけど、子供はきょとんとしてしまうかも。
    子供向けというよりは、大人が面白いと感じる絵本だと思います。

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著者プロフィール

1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』で日本絵本賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、その活動の幅を広げている。

「2023年 『みんなたいぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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