さあ、とんでごらん!

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 104
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265850174

作品紹介・あらすじ

きせつはあきからふゆへ。とりたちは、あたたかいみなみのくにへむかいます。ジョージにもすだちのときがやってきました。こわがらずにちゃんととべるかな。

感想・レビュー・書評

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  • もう秋になり渡りの時が近づいています。
    でも、ジョージはまだ怖くて飛べません。

    巣の中でひきこもりのジョージ。強風が吹いて・・・

    「ママ!みて!ぼく、とんでるよ!!」

    ジョージ!!!それは巣ごと飛ばされてるって言うんだよ!!

    ジョージの子どもらしい、分かってなさがかわいい絵本です。
    渡り鳥の群れにジョージを探してみてください。

  • 小鳥のジョージが空を初めて飛ぶまでの物語。コマ割りになっていて漫画のようで読みやすい。絵も柔らかいタッチで親しみが持てます。

  • 主人公は、甘えん坊な小鳥のジョージ。
    ママに飛ぶ練習をしようと言われても、怖いからとなかなか飛ぼうとしませんが……。


    水彩画で表現されたやわらかで可愛らしい絵と、のんびりとしたジョージの姿がぴったりマッチしていて、表紙だけで癒されてしまいそうですね。

    へっぴり腰で甘えん坊……。言葉だけ聞くと聞こえは悪いですが、きっと子どもの頃は、誰もがそうだったかと思います。
    そんな幼少時代を思い出させてくれ、おまけにちょっぴり勇気ももらえる、懐かしくて温かい、素敵な絵本です。

  • 「きせつはあきからふゆへ。とりたちは、あたたかいみなみのくにへむかいます。ジョージにもすだちのときがやってきました。こわがらずにちゃんととべるかな。]

  • かわいい。

    ずっと巣にいたかったんだね。
    いいね。

    私もそうだよ。

    でも機が熟すと飛べる。


    すごいね。
    やったね。

  • 息子7歳1ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 

    繊細なタッチと色遣いで、みているととても優しい気持ちになります。
    空の表現も好きです。

    すだちのときを迎えようとしているとりのジョージ。
    おかあさんが「やってごらん」と飛ぶように促すけれど、なかなか飛び立てません。
    そんなとき、安全な巣ごと、ジョージは風に飛ばされてしまうのですが…。

    あまえんぼうのジョージが、息子は好きらしいです。

  • とぼけてて可愛い巣立ちの絵本。ジョージはママに甘えて巣から飛び立ちません。だけど強い風が吹いて来て、巣ごと飛んでいっちゃって。心配するママとのんきなジョージのやりとりが微笑ましい旅立ちの物語。
    事の重大さに気付かず無邪気なジョージは「ロージーのおさんぽ」風。コミック的なコマ割りとイラストが、淡い水彩で描かれているのも好き。
    ちょうど今日、ダーウィンが渡り鳥に飛ぶことを教える人間をやってたけれど、野生では天敵が特訓してくれるんだって。飛ぶことは生きることなんだね。
    さてジョージは飛べたかな?

  • 巣から飛び立たない子スズメがいました。ある日、お母さんもいない時に巣が木から落ちてしまって・・・。どんなに危なくても巣にしがみついていれば大丈夫という子スズメと、心配するお母さん。いつの間にか子どもは成長しているものですね。

  •  冬がちかづいてきた。鳥たちは、もうすぐ南の国へ。しかし、ジョージはまだ飛べない。風の強い日に、ジョージは巣ごとふきとばされてしまい…。

  • 2回目

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著者プロフィール

【サイモン・ジェームズ・作】  1961年生まれのイギリスの絵本作家。幼いころから絵をかくのが好きで、紙を綴じて小さな絵本を作ったり、父親が持っていた漫画本を模写したりしていた。高校卒業後いくつかの職についた後、大学に入りグラフィックデザインと美術史を学ぶ。1989年にはじめての絵本を発表。その後『もりのさんぽ』(偕成社)、『ともだちくじら』(小学館)など自然界と子どものつながりをあたたかく描いた絵本や、『ミラクル・ベイビー』(評論社)、『テンサイちゃんとロボママ』(小学館)などのユーモラスな絵本を出し人気を得る。『ふしぎなともだち』(評論社)は、第46回課題図書/第47回産経児童出版文化賞推薦。

「2013年 『ナースになりたいクレメンタイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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