かぎばあさんの魔法クラブ (あたらしい創作童話 61)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 61
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265916610

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  • (小6息子)
    3人の女の子が魔法クラブを結成している。
    ちはるちゃんはお母さんが病院にいるので、大変な中、買い物と弟の世話を頼まれている。ちはるちゃんは3人の女の子に間接的に悪口を言われ絡まれている。
    それを見ていたりょうとせいたがいじめだと注意した。
    そして3人の女の子にりょうとせいたが魔法クラブに誘われる。
    超能力や霊感のテストを受け、りょうは超能力があると言われる。
    念力で何かできるのではないかとなぎさに罰が下るように願った。
    ほんとうにそうなった。
    怖くなって、自分が怖くなった。
    その後、かぎばあさんはあなたにそんな力はなくたまたまだよと言われる。
    かぎばあさんの歌っていた歌を少し手を加えて学校の応援歌にしようとした。
    そしたら、不思議な事が起こり、リレーで勝てた。
    かぎばあさんには力があるという事がわかった。
    しかし、この本はそういう霊的な物を否定している。
    他の本やネットではそういう部分をもわっとぼやかしているのに、
    この本では完全に否定している所が面白いなと思った。

  • 思わず泣きそうになりました。泣き所はないんだけど、、、。何故か。
    かぎばあさんシリーズは子供の頃読んだはずなのに、、忘れてしまった。(これは初見だけど)こんな道徳的な話だったの?
    超能力と占星術…むつかしいところ。信じている人にとってはこの本は悪になるし、逆もしかり。

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著者プロフィール

著者/手島悠介(てしまゆうすけ)
1935年、台湾市高雄市に生まれる。戦争末期、台湾各地を転々と疎開し、10歳のとき引き揚げる。学習院大学文学部哲学科中退。雑誌のライターを経て、児童文学を執筆する。主な作品に『かべにきえる少年』『がんばれ! 盲導犬サーブ』『天国へいったサーブ』『日本のみなさんやさしさをありがとう』(以上、講談社)『大地震が学校をおそった』『裁判とふしぎなねこ』(以上、学研)、「かぎばあさん」シリーズ(岩崎書店)などがある。

「2016年 『星になった子ねずみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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