- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267013034
感想・レビュー・書評
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手塚治虫による、ブッダの伝記。
一読する価値はあると思って一気に読了。
良くも悪くも手塚治虫調というか、手塚治虫節が効いているので、多少の好き嫌いはあるかもしれないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和49年11/25発行
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大人になったタッタ。
あれからずっと1人で生きてきたのだろうか。
悲しい過去を背負ってるにも関わらず明るい青年に育っていてホッとする。
シッダルタも成長し、結婚の話が。
この時代の王族は結婚は個人の意思とは無関係に進むのがつらいよね。
そして身分違いの恋。
結局悲しい結末になってしまう。
奴隷の身分のものには何をしてもいい。そういう価値観の時代なんだよね。
つらすぎる。
シッダルタとタッタ。お互いの能力を知ったらどうなるのかな。 -
ラーフラ=障碍しょうがい 宰相さいしょう 行者達の暗示 問答 疫病はバラモンとスードラと身分を区別するだろうか 自然界とは関係ないことだ やり遂げなくてはならないんだ 浮浪児タッタを主人公とし 王子時代を過ごしたカピラヴァストゥ 今のネパールの小族シャカ族
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ブッダと名前の由来がわかりました。
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四門出遊、「何故シッダールタが出家を決意したのか?」が描かれる大変重要な箇所です。
なるほど、「廃墟みたいな建物の四つの出口」という形で描きましたか。
ヤショーダラとミゲーラが出てきましたね。この描き方だと、ミゲーラとの実らない恋があったからこそ、ヤショーダラを置いて出家を決意したというように読めます。「ヴァルナ制度がもたらす差別の悲劇」はどの話でも繰り返し繰り返し描かれますが、ここでも深い影を落としていますね。 -
成長したブッダが、周りの大人の常識と違うことで混乱を起こす。そんな中家出をして、タッタと出会い身分の低い人たちの生活を知る。
そんな中ブッダの父親が家庭を持てば王としての自覚が出てくるのではと思い、政略結婚をさせる。
そして子供ができるが、生まれる前にブッダは家を出てしまう。
まあ、ブッダは偉人だろうが、当時の世間の考え方ではただのトラブルメーカーでしかないんだろうなって感じた。 -
おすすめ度:80点
解説:村上知彦氏
シッダルタは初めて城の外に抜け出す。タッタと出会い、ミゲーラとの恋に陥る。
ヤショダラ姫と結婚。
そして、シッダルタは苦行を始める。
第二部
第3章 奔流
第4章 ヤショダラ
第5章 ミゲーラ
第6章 四門出遊
第7章 テーフラ
第8章 五人の行者 -
意外とここまでのブッダは人間ができてない。
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タッタが青年になり釈迦と出会うところから新章は始まる。