- Amazon.co.jp ・マンガ (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267016226
感想・レビュー・書評
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登場人物
晁蓋:山東省済州東渓村の名主
赤髪鬼劉唐:梁中書が高閣下に十万貫の賄賂を贈ることを晁蓋に告げ、賄賂奪取の共謀を持ちかける。
呉学人:東渓村の学者。梁中書の賄賂の話を晁蓋に相談される。
阮小二:石碣村の漁師。呉学人に賄賂奪取を持ちかけられる。柴進と晁蓋を尊敬する。
阮小五:同上
阮小七:同上
一清道人:劉唐と同じく、梁中書の賄賂奪取を持ちかける。
7人は、酒に痺れ薬を入れ、賄賂奪取に成功する。
宋江:役人。垂れ込み情報を確かめるべく、晁蓋の屋敷へ。事実を確認すると、晁蓋が逃げる時間を与える。
7人は、石碣村に向かう。追っ手に追われながらも逃げ切り、梁山泊へ向かう。
林冲:梁山泊の者(1巻参照)。晁蓋ら7人を梁山泊に招き入れるが、首領王倫と衝突。王倫を殺害し、晁蓋を新しい首領に推挙する。
宋江:晁蓋から手紙を受け取るも、手紙を落とす。手紙を町人に拾われ、強請られたため、殺害。清風塞へ向かう。
錦毛虎燕順:山賊。劉高の妻を捕えていた。宋江に恃まれ、劉高の妻を逃がしてしまう。
花栄:清風塞の武官の要塞司令官。弓の名人。宋江の友。宋江をかくまい、逃す。
劉高:清風塞の文官の要塞司令官。賄賂で昇進した悪い奴。宋江を山賊の一味として捕える。
黄信:花栄の友。劉高の訴えにより花栄を逮捕する。劉高と共に宋江と花栄を護送中、燕順に襲われる。劉高は殺され、黄信は逃げる。再度討伐隊を引き連れ、討伐に向かうも敗れる。城に戻ると裏切者扱いされ、妻子は殺されていた。
宋江・花栄・黄信・燕順は、梁山泊へ向かう。宋江は父危篤の知らせを受け故郷へ戻る。父に自首を促され、自首し逮捕される。流刑地江州に向かう途中、黄信と会う。梁山泊へ立ち寄り晁蓋にも会う。晁蓋に慰留されつつも、江州に向かう。
李俊・穆弘・張横:宋江を慕う者たち。途中でもてなす。
戴宗:江州牢役人。罪人が宋江と知り、宋江をもてなす。大宋国三人の好漢、晁蓋、柴進、宋江と評す。一日八百里走る。
李鉄牛:江州の牢番。宋江をもてなすための魚を市場に買いに行くが暴れてしまう。
張順:江州の市場の取り締まり。張横の弟。李鉄牛と争うところを戴宗に止められる。
宋江・戴宗・李鉄牛・張順の酒席となる。酔ったこともあり、宋江、料亭の壁に一句書く。
黄文炳:宋江の詩を見つけ、知事に密告する。
蔡久知事:戴宗に命じ、宋江を死刑牢へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015年2月23日読了。横山光輝『水滸伝』第2巻。梁山泊の頭領が変わり、また民衆に慕われる地元の勢力者たちが政府に追われ、梁山泊に接近していく。英雄・豪傑たちの行動に思慮が浅く、いちいち自らのミスで危地に陥っているように感じられるのは原作のせいなのか…?晁蓋に宋江、戴宗に黒旋風などの面々が登場。3巻くらいで梁山泊の主要メンバーは出そろうのかな?
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通販でまとめて買ったので、まとめ読み。
やっと梁山泊っぽくなってきたと思われる -
なるほど、これが原作に近いんだね。
北方水滸伝とは全く違う。
晁蓋と宗江の登場ってこうなんだ。 -
岩波文庫で完訳「水滸伝」を読みはじめたが、全体を把握しないと思い、コミックを先に読みはじめた。横山氏の作品はどれも原作に忠実だということで、信頼できるし、飽きさせない。
全部で6巻だが一晩で読んでしまいそうだ。 -
さくさく読めますな。
2巻はコウガイとか宋江とかなかなか渋いいい人登場しますね。
でも、まだお話は序盤? -
北斗七星のメンバーや花英が格好良いです!!
残念なことは秦明が登場しないことですです。あと、黄信が大変な目に・・・!!