「はとバス」ヒットの法則23

著者 :
  • 潮出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267019555

作品紹介・あらすじ

「はとバス」大ヒットの仕掛け人・江沢副部長が「企画力」の源泉を明かす!『ソロモン流』(テレビ東京系)『仕事ハッケン伝』(NHK)でも話題沸騰!奇跡のV字回復を成し遂げた「はとバス」の秘密と、ブレイクを生み出す「発想法」「現場力」のヒントが満載!

感想・レビュー・書評

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  • 企画を考える職についている人には、ヒントになる内容が多くあります。
    著者はさまざまな切り口から、常に常識を疑いながら、魅力的なバスツアーができないかと考え続けており、その頭の中が垣間見られる内容です。

  • チェック項目6箇所。本書は、僕らの「企画」の現場で日々起きているエピソードや、65年のはとバスの歴史の中で培われてきた経験を紹介することによって、さまざまな企画立案に携わるビジネスパーソンやプランナー、また就職活動中の学生さんに、少しでもお役に立てることがあればとの重いから筆をとった。本書では、はとバスの歴史を彩ってきた数々の名企画・珍企画をご紹介しながら、はとバスならではの発想法と企画のノウハウをご紹介したいと考えている。東京の「基本のキ」ともいえる、鉄板の人気スポットは確実に押さえる、これが、定期観光収入のマジョリティを占める、定番コースの鉄則なのである。売れるバスツアーに共通するのは、利便性とストーリー性のバランスが優れているという点だ、お客さまのニーズに応えつつ、コースを一つの「物語」として構築できるかどうか、それが、企画の成否を大きく左右するのである。マーケティングの世界では「人は、自分が知らないものは買わない」というセオリーがあるそうだ、ある商品について何も情報がないと、その商品の購入には踏み切れない、旅行も同様で、「人は自分が知らないところには行かない」、その場所について何も知識がなければ、そもそも「行くべき価値があるかどうか」がわからないのである。企画は子育てと似ているところがあり、手間と愛情をかければかけるほど結果がついてくる、楽して企画を遠そう、楽して売ろうなどとは、ゆめゆめ考えないほうがいい。

  •  いかにまともに見えない非常識な企画を成立させられるかというのが昨今の企画発案の要素と見たが一時的なしのぎの悪あがきという感じもする。

     しかし、それが世の中面白い事で当たってしまうというのが予測をする難しさなのだろう。

     旅行企画は無尽蔵に作り上げることができそうだが最終的には鉄板というところに落ち着いていくのが目に見えているそれを打破する苦労がよく読める流行っている会社なのだと感心する。

  • 企画屋さんのお話。書いてあることはまっとう。そんなにワクワクする本ではないが、なるほどと思うことは多い。

  • はとバスの歴史と共にヒットの法則、新しいものを企画するための発想法やノウハウなどが書かれている。

    ニューハーフショー、食いだおれ(寿司天ぷら鰻)、あの歌この歌、オーソラミオ、講談師付き古地図•怪談、陸海空、龍珠院、工場夜景。

    非日常性の追求。潜在需要の顕在化。限定感。未公開情報。マイナス要因を希少性に転換。

    どの業界も根底は同じ。こういった基本を頭に叩きつけ、豊かな感性•常識を疑うことを行う。日常の中にどれだけアンテナを立てれるか。

    初体験の政よ、企画力を身につけるべし。

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