- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784267020346
感想・レビュー・書評
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シェルパは登山家のために生きているわけではない。シェルパと共に歩む姿勢に田部井さんのあったかさを感じた。
東ティモール民主共和国の初代大統領との出会いやチベットのトイレの話など山を愛した田部井さんならではの経験談。
被災した高校生が富士山登頂を果たした後の感想がいい。経験が自信をもたらし、人を変える。
癌と闘いながら取り組む田部井さん。
田部井さんがたくさんの人に勇気を与え、そして救ったように思う。
ありがとう、田部井さん。合掌。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山の本を読むとやっぱり山に行きたくなるねえ
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とっても素敵な人だなと思いました
女同士っていろいろめんどくさいのに、1人じゃなくてたくさんの人たちと山に登ってて楽しそうでいいなと思いました
私たちと同じように悩んだりしたんだな -
大病を患ってもベストをつくし、山への情熱を忘れなかった田部井さん。あっぱれな人生である。
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エベレストをはじめ各国最高峰を踏んだ人、紛れもなくレジェンドであろう人なのにも関わらず山の楽しみ方はとても身近。
山は高ければ良いというわけでもなく、どう良くするかどう楽しむかを教えてくれる。 -
女性で初めてエベレストに登頂した田部井さんの、晩年の山についての思いを書いた本。
すでに癌の宣告を受けた後の話も書かれている。
たいへんなこともさらっと乗り越えてきた明るさが田部井さんの一番の魅力だと思った。
エベレスト登頂は35歳だったという。
海外の山の魅力についても書かれており、興味を持った。 -
1939年、福島県三春町生まれ、1975年女性で世界初、エベレストに登頂した田部井淳子さんの「人生、山あり時々谷あり」、2015.10発行です。「私は自分のことを登山家ではなく登山愛好家だと思っています。」という言葉から始まってる半生記です。田部井さんの人となりを表わすにぴったりの言葉ではないでしょうか(^-^) そして、満天星の下で、茹でた熱々のジャガイモをほおばるのがお好きだとのことです(^-^)