スマホ断食 ネット時代に異議があります

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著者 : 藤原智美
  • 潮出版社 (2016年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784267020575

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スマホ断食 ネット時代に異議がありますの感想・レビュー・書評

  • タイトルから言わんとすることは分かる。
    内容の前に、文章の終わり方がバラバラで違和感があり内容があまり入ってこなかった。ちょっと残念。

  • 自動車社会になると、あまり歩かなくなるように、スマホを常時使っていると、
    考えなくなるのは、至極全うな意見です。
    便利なモノを手に入れると、やはり大事なモノが失われる。
    これは、人間の歴史を振り返っても、一定の真実だと思います。

    著者の藤原氏は、この大事なモノが何かという点で、論を進めています。
    スマホ断食という提案は、私個人的には、かなり良いと思います。
    スマホを使用する上で、メインが、チャット、動画、ゲーム、そしてポルノでは、
    人生、正直損しているように感じます。
    ただ、それらをしないと生死に関わるなら別ですが。

    スマホの良い所か悪い所かわかりませんが、
    上記のことをやっていると、
    時間が経つのが、信じられないくらい速い。
    この時間を、ある人は有益といい、ある人は無駄だと後悔します。
    私の場合、後者です。

    スマホの長時間使用による健康被害は、ブルライトや電磁波等で、
    結構報告されていますが、規制はされていません。
    「長時間使用は、やめよう!」ぐらいです。
    しかし、スマホの使用が、人間の思考や想像力を奪う、云々になると、
    これは、かなり厄介です。

    スマホが登場してから、そんなに年月は経っていません。
    経っていないのに、これだけ爆発的に普及しているのだから、
    これは、人間にとって、よほど魅力的なものなんでしょう。
    今までの電子デバイスで、これだけ、短期に普及したものは、ないでしょう。
    既に、スマホは、水みたくなっています。現代社会にとって必要不可欠なものになっています。

    これに、著者は、疑問を投げかけています。相当な度胸だと思います。
    スマホの負の面は、かなりあると思いますが、自分の場合、これからも使用は続けます。
    スマホ断食等は、非情に参考になり、
    これからは、スマホとどう付き合うのかを真剣に考えたい思います。

  • もう少し前に読むべき本だった
    最近手元にないスマホ
    かなり依存していたと思う
    なくても不便ではないが、ないと不安になるスマホ
    とても難しい問題だなと思う

  • 人がネットに監視され、スマホに使われている。
    私が常々感じていたSNSに対する違和感を見事に言い当てていた。
    現代は知性よりも情報を価値あるものとしているが、私は知性を磨きたい。ネット社会では私は単なる薄いデータになってしまうが、私は実体のある人間であると言える生き方をしなければいけないと感じた。

  • スマホ、SNSについて書かれてて楽しかった!見られたい人たちと称してSNS依存のことを書いてたところが印象に残りました。ハロウィンの仮装がブームになったのはSNSが原因だとか、1人でいてもスマホを使って会話をしている、だとか現代社会の現状と問題を書いていて納得させられました。わたしもお休みの日に数日ずつでいいからスマホ断食したいなって思いました。

  • まあ、スマホはもってないし、そんなに見つめる時間もないのだが、最近のみなさんの様子を知るために読んでみた。

  • 吐き出すためになんかを始終詰め込んで、あとには空っぽの皮袋が残るだけ。

  • 藤原智美という人は名前のみ知っていましたが、著作を読むのは初めてでした。

    芥川賞作家ですが、エッセイの方が人気があるようです。

    こちらの本も小説ではなく、ITにおける趣味・実用の分野です。

    タイトルは「スマホ断食」ですが、さらに拡大して「ネット断食」としたほうが、内容には即すると思います。
    現在最もスポットライトが当たっているデバイスとして、象徴的に「スマホ」が使われているようです。

    大方の主張はほぼ、私も同調できます。



    IT分野の書籍はすぐに賞味期限が過ぎてしまいます。まさにアッチューマです。

    よほど本質を捉えたものでないと、上っ面の現象を論じていると、1年で読む価値がなくなってしまいます。

    ベクトルを示し、タブレットやスマホ(iPhone)を作ったスティーブジョブスの凄さを改めて感じます。

    そのジョブスの作ったAppleやビル・ゲイツのMicrosoft、そしてラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって作られたGoogleはまさに新たな地平を切り開いたと言えるでしょう。

    しかし、そのGoogleなどを信奉することに否定的な人たちも最近増えてきたと、この書籍は説明します。


    著者は特に様々な事例を挙げ、個人情報の守秘性について懸念を示しています。
    それまで著作その他を保存していたクラウドストレージであるEvernoteの使用を止め、非ネット接続の端末に保存しているそうです。
    しかし、そもそもその孤島端末のハードとしての脆弱性を補うために、様々なクラウトサービスが誕生したので、それもどうかと思います。
    私は相変わらず、EvernoteやDropboxといったクラウド・サービスの恩恵を半ば開き直って受けている状態です。
    ネットにおける個人情報の漏洩を心配していると、それこそ何もできなくなってしまいますし。



    著者は現在の動向をかなり正確に掴んでいる上での意見を非常にわかりやすく書いています。

    キーワードとしては「非知性主義的」といった単語が良く使用されます。
    これも時代をしっかりと捉えてる証左でしょう。
    本書が出版された数カ月後にはドナルド・トランプがアメリカ大統領に選ばれ、そのバックアップをしたのが「非知性主義的」な米国の人々であると散々言われていることに驚きます。



    「スマホ断食」を気軽に2・3日始めてみましょうと書かれていますが、スマホは取りも直さず電話(通話)機能が大きなウェイトを占めます。
    ガラケーとの二台持ちの人は良いでしょうが、スマホを机の引き出しに2・3日放り込むのは実際には困難です。
    特に固定電話を持たずに携帯だけの生活をしている人たちには。

    ただ、言わんとしていることはわかります。
    PC断食ならばなんとかなるかもしれません。
    少し、PCを立ち上げることを我慢するだけで、余計なネットサーフィン(死語)をしなくてすむので、自分としては生産性が上がったような気分にはなります。

    要は「使う」ことではなく「使わない」ことで、どこまでITリテラシーを高められるか。
    一度立ち止まって考えても良いのではないかということでしょうか。

  • そうそう、これが言いたかったんですよ私は。

  •  この題名をみておそらく半数以上の人が嫌悪感を抱いていることだろう。

     多くはスマホ信奉者、特に若い世代にはそう感じる人が多いと思う。

     だがやはりこのシステムというものは違和感を感じてならない。このシステムで多くの利得を得られる人は、限られたごく一握りだというのにそれでも、人はそこに何かを見出そうとする。

     世の中がだんだんと知らない誰かに作られている。
    そんな感情すら得られなくなってしまうのなら便利という世界はこの手になくてもよいだろう。

  • パソコンで書く小学生と、ペンで書く小学生を比較研究した場合、明らかに手書きの方が早く正しい文章を書くことができたと報告 UWTODAY

  • ”SNSは「皆」の側に属していて、人とのつながりを基本としています。それに対して考える、あるいは本を読む、書くという行為は「私」に属しています。もしもネット上のつながりばかりに興味がいき、自力でかんがえることや、読み書きがおろそかになっているとすると、それは思考の軸足が「私」ではなく「皆」にあるということ、SNS的人間になっているということです。読むという行為は文を通して考え、自分と向き合うということですし、書くということはまぎれもなく自己との対話にほかなりません。一方、ネットでメッセージを発信するのは何よりも誰かとつながるということを目的とします。「つながり」「絆」を強調する最近の風潮は、SNS的な価値観のあらわれでもあります。紙に記された書き言葉は「私」に属していますが、ネット上を行き交うことばは「皆」に属しています。”(p198)

  • 現在、スマホなしには生活が回らないというレベルでスマホを使っている。使うのだったら、思いっきり使いたいということでその関係の本をたくさん読んだ結果、その努力が実った、ということになった。だが、そんな現状を心のどこかで疑問視している自分がいる。
    そんな時に出会った「スマホ断食」の本。著者とは年齢も近いこともあり、違和感なく読んだ。この本を読む前から辞書は本に戻していたし、書くにしたって鉛筆と紙を使い始めている。SNSの使い方だって、今のままでいいとは思っていないし、もっとアナログ的なハートあるものにしたいと思っている。
    スマホ、ネットの利便性には感謝しつつ、マイナス面にはよく見極めながら対応していきたい。

  • 【最終レビュー】

    図書館貸出。

    *ヤフーニュース記事配信より。

    〈ネット依存にならないために! 『三日間だけのスマホ断食』で本当の自分を取り戻そう | ダ・ヴィンチニュース〉

    http://ddnavi.com/news/314311/a/

    この著書を読む経緯でした。

    本質的かつ、実りが熟している「土台」をこうして作って頂いたライターの方に、大いなる感謝の気持ち。ただただそれだけです…

    【目次】

    *プロローグ…いまこそスマホ断食を!

    *第一章…私の思い出はスマホに収まらない!

    *第ニ章…データに分解された私を誰かが見ている

    *第三章…ネット社会の匿名性

    *第四章…ネットでは「盗み」は知的作業なのか

    *第五章…自己愛が「祭り化」で加速する

    *第六章…「見られたい」という欲望

    *第七章…ネット動画とのつきあい方

    *第八章…ネットが人を萎縮させる

    *第九章…「紙の本」が「思考を鍛える!」

    *第十章…スマホから逃れて「自分を取り戻す!」

    *エピローグ(あとがき)…「物思いにふける」ということ

    既読した、美輪明宏さん・瀬戸内寂聴さんの著書での「対談内容」と「近い思考」を持っていらっしゃる印象でした。

    =実際に読み進めていく中、お二方と同様、明瞭に示していたこと。

    〈知的・読書(紙の本)〉

    身近なあらゆる場面をテーマにしながら

    〈客観的に、謙虚に、至って「冷静沈着」に〉

    〈ネットとの「がんじがらめでない、程よい距離感」〉

    「いかに健全に、自分の中で、どう保ちながら、どういう目線で見て行けばいいのか」

    全10のテーマを通して書かれていたといった感じです。

    私が、印象に残った、ネタバレにならない程度のキーワード、いくつかピックアップします。

    ※アクセスコントロール

    ※咀嚼

    ※「個(読書=紙の本)」と「皆(ネット・SNS)」

    ※孤独・想像力

    ※他者からの視点の過剰意識

    ※無神経・軽率・無責任

    ※希薄化

    ※ネットでの自己愛がもたらす背景

    ※ネット祭りの寿命

    ※手書き

    ※読書好き

    ※教養・知性を支えるもの

    ※ネットでのつまらない話=「根本」としてあるもの

    以前「クローズアップ現代+」にて

    ジャーナリスト・津田大介さんが話をされていた内容と同様、藤原さんも同意見だったこと。

    《SNSをしなくても死なない。日常そのものは、全く変わらない》

    このメッセージを掘り返していただき、自分の中で、再度、心強さを身に染みながら実感していました。

    反面教師があちこち存在しようと、こうして、藤原さんからの

    「ズバッと鋭く、ぶっちゃけ=懐をついていた」内容

    清々しい気分になりましたし、本当に申し分がなかった…

    〈実践中の「夜スマホ断捨離」〉

    メリットの方が、断然高いこと。藤原さんの著書が、こうして一押しとなり、明確に証明してるということを…

  • 暴走老人と比較すると、切り口に斬新さが欠ける。

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