不都合な真実

  • ランダムハウス講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270001813

作品紹介・あらすじ

人類の文明はエネルギーを消費し発展し続けてきたが、反面それは地球環境を汚染する歴史でもあった。45年後には世界人口が90億人に達すると予測されている今日、地球温暖化による危険信号が世界中で点っている。北極の氷はこの40年間に40%縮小、今後50〜70年で北極は消滅し、水位は6m上昇する。この四半世紀の間に発生した鳥インフルエンザやSARSといった奇病、猛威を振るったハリケーン・カトリーナは、偶然起きたのではない。アメリカの元副大統領アル・ゴアが地球の瀕死の症例を紹介しながら、今、人類が取るべき方法を示す。

感想・レビュー・書評

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  • 519
    (『世界史読書案内』津野田興一著 の紹介:)
    著者のアル・ゴアはクリントン政権時代の若き副大統領。その後、息子が大事故にあったことがきっかけで、彼自身のライフワークとして、地球環境問題に取り組む生活を続けている。
     本書には、熱帯雨林の減少、砂漠化、気温の上昇、そして北極と南極の氷の減少など、実にさまざまなデータが提示されている。

    ゴア,アル[ゴア,アル] [Gore,Al]
    1948年3月31日生まれ。テネシー州ナッシュビルに居住。ジェネレーション・インベストメント・マネジメント社の共同設立者兼会長。クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ社のシニア・パートナー、アップル社取締役。気候の危機を解決するための非営利団体、クライメート・リアリティ・プロジェクトの会長として時間の大半を費やしている。1976年、1978年、1980年、1982年に米国下院議員に選出され、1984年と1990年には上院議員に選出される。1993年1月20日、米国第45代副大統領に就任し、8年間その職務を果たす。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)と共同で2007年にノーベル平和賞を受賞

  • ぼんやりと映画があったことは知っていたものの、書籍化しているのは知らなかった。元々はキーノートのプレゼンが元らしく、写真満載で心に直接語りかけてくる説得力がある。
    時折り挟まれるゴア氏の壮絶な人生にも心を動かされる。
    ブッシュ政権やタバコ産業に関する恨み節のようなものも感情移入できるほどに、抵抗勢力の問題は根深そう。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00518554

  • 『不都合な真実』は環境問題を良心的に伝えていると思う。

  • 第二次世界大戦後の高度経済成長期を起点とした直近70年間で、人間が環境に与えたダメージがいかに大きなものであるか。

  • (環境学生委員会推薦図書)
    ☆農学部図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA80185953

  • 開発目標13:気候変動に具体的な対策を
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00163378

  • 私が紹介する図書は「不都合な真実―地球温暖化の危機―」という本です。この本の著者は元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏で、副題にもある通り地球温暖化が進む地球において何が起きているか、これから何をすべきなのかをわかりやすく理解することができます。
    地球温暖化の影響は他人事だと思っていませんか?
    世界各地で起こっている干ばつや大規模なハリケーンのような異常気象、気温上昇により北極、南極で氷河が溶け出し、海面の上昇し国が水没の危機に瀕している、など現状を直視すると、地球温暖化による気候変動の影響は日本、金沢に住む私たちにも刻一刻と迫っているのです。
    この本の出版は2007年です。しかし、10年以上たった今でも決定的な解決には至っていません。
    この本の後半には「私にできる10のこと」として、私たちが今何をすべきか、何ができるのかが書かれています。それは節電や節水、レジ袋を使わないなど、いますぐにでも実行できるものです。いま私はその10項目の最後の一つ「『不都合な真実』を読んで地球の危機について知り、友に勧めましょう」をここに実践します。
    この本で引用される作家マーク・トウェインの言葉を最後に紹介します。「災いを引き起こすのは自分の知らないことではない。知らないのに知っていると思い込んでいることである。」私たちの唯一のふるさとである地球の現状について学び、出来ることから実行しましょう。この本がその一助になると思います。 (地球環境学コース 修士1年)

  • アメリカもと副大統領アルゴアの地球温暖化に対する問題提起をした本

    温暖化の影響を色んな観点から、豊富な絵で表現。そしてその影響は二酸化炭素が支配的であることも示している。

  • 「不都合」を「好都合」に変えよう。

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=K26318

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