最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちに

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  • 武田ランダムハウスジャパン (2008年6月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270003503

最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちにの感想・レビュー・書評

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  • 副題「ぼくの命があるうちに」アメリカの大学では、しばしば人気教授が「人生最後の機会」と想定し、特別講義を行うことがあるそうです。パウシュ氏の講義もその一つではあったのでしょうが、彼の場合は癌で余命半年と宣告された直後だったので、正真正銘の最期の講義であり、全世界へ発信されたのでした。
    図書館で借りたのにはDVDが付いておらず、残念ながら動画は観られませんでした。それでも、この一冊からは死期を覚悟したランディ・パウシュ氏の残された時間を最大限有効に生き抜こうという心の叫びが伝わってきますし、最愛の家族や今までの人生で感謝したい人たちへのメッセージ、講義を聴きに集まってくれた若者たちへの夢を実現するためのアドバイス、ひいては自分亡き後、未来の若者になる3人の子供たちへの父親としての溢れるばかりのメッセージを確かに受け取ることができます。
    彼の生への前向きで楽観的なスタンスには脱帽です。どんなに困難が前に立ちはだかろうとも彼曰く、「煉瓦の壁がそこにあるのには、理由がある。その壁の向こうにある何かを自分がどれほど望んでいるのか証明するチャンスを与えられているのだ。」と生涯を通して繰り返し言い聞かせてきたのだそうです。
    この本は決して彼の「遺書」ではなく、生へのパワーとたくさんの愛を感じさせてくれる渾身の一冊です。

  • 再読終了。子を持つ立場で読むと胸に迫るものがある。実際の最後の講義をまとめたDVDも再度観ないとな。

  • ずっと前にこの人の動画見て、感動。

    長い月日がたってついこの間偶然に本を発見。即読了。

    やっぱ感動。限りある人生を大切に生きていきたい。

  • CMUのランディ・パウシュ教授の最終講義を収めた本。膵臓ガンに侵されて余命半年を宣告された中での最終講義であり、また、笑い・感動・パフォーマンスがふんだんに詰まっていたこともあって、当時から動画サイト等で大きな話題になった。本書にも最終講義のDVDが付属している。で、肝心の内容だが、たしかに講義内容は「コンテンツ」としては優れているけど、死にゆく人間が無責任に若者をアジっているだけのようにも聞こえるため、私としてはあまり評価したくない。こういった「最後の底力」は、文学・音楽・絵画などの「作品」として残してもらった方が有益かな、と思ったりもする。

    本書は、自分の「死生観」を考えるキッカケにできるなら、それなりに有効に活用することが可能である。1つの思考実験として、今この瞬間、「余命半年」を宣告されたと仮定しよう。その時、私はどのように行動するだろうか?私の考えた答えは以下の①~④のとおりである:

     ①会社や仕事でお世話になった人々に「最後の挨拶」をする。関東周辺の友人・知人に会う。
     ②福岡と札幌と豊橋と名古屋にいる私の恩師を順番に訪ねて「最後の挨拶」をする。それぞれの地の友人・知人に会う。
     ③先祖のお墓を訪ねて、「もうすぐそちらに行くこと」を報告し、「子孫を残せなかったこと」を詫びる。祖母に会う。親戚筋には、しかるべきタイミングで両親からそれとなく伝えてもらう。
     ④実家に戻って、所持品と資産を整理した後は、たまに地元の友達と会ったりしつつ、両親のもとで最後の瞬間までグータラして過ごす。迫りくる死の恐怖に怯えながら…。
     ※「最後の挨拶」は余命を伝えることを意味し、単に「会う」場合は余命について触れないことを意味する。

    要するに、今の私は、半年後に死ぬと決まったら、「挨拶回り」くらいしかやるべきことが思いつかないのである。人生でやりたいことは、だいたいやり切ってしまった、ということなのかも知れない。実際には、少なくともあと40~50年は生きる気マンマンなので、それなりにやれることはまだまだあるでしょうけど。

  • 高校生の時に一度読んだが大学生になって読み返すとまたこの本の重さ(?)が一段と響いてくる。僕もいつか家族を持ったとしたら、もう一度この本を読み返したい。

  • 自分が死ぬとわかっている極限状態で、最後まで、よりよい生き方を追求し続ける姿勢に勇気をもらい、自分の生き方を振り返る助けになると思った。そして、素晴らしい教育者でもある。一番印象的だったのは、「教育者の役割は、学生が内省する手助けをすること。人間が向上する唯一の方法は、自分を評価する能力を伸ばせるかどうかだから」というくだり。自分を含めた大人に対しても当てはまると思う。

  • 癌を告知され、余命数ヶ月の時に何を考えるかはわからないけど、それを受け入れ、最後まで人生を楽しむ事が出来れば本当に素晴らしいと思う。
    自分の生きてきた証を残したり、愛する人達と出来るだけ沢山の思い出を共有したり、自分がいなくなった後、彼らが困る事の内容最大限の努力をしたり。。

    彼は本の中で、癌によってそれについて、愛する人と話をする時間を与えてもらえたと言っていた。交通事故ではそれすらもできない。
    人は自分の死に方を選ぶ事は出来ない。いつなんどき、何によって命を落とすとも知れない。
    彼のように、十分な準備をする時間を与えてもらえないかもしれない。
    なら、普段からいつ何が起きても、後悔しないように生きていくべきなんじゃないかな。
    普段から自分の夢をかなえるために最大限の努力をして、愛する人を大事にしていく。
    そういう風に生きていきたい。

  • いろんな意味で、「自分ひとりの人生じゃない」ことが、実感できる。励まされ勇気をもらえる。出会えて良かったと思える一冊。
    子どもたちへの思いの深さに、著者の長く生きられない無念さが滲んで胸が痛む。
    全ての子どもたちに生きるヒントを示してくれている。

  • 「最後の講義」のDVDも付いていてまず観た。
    数ヶ月の余命を微塵も感じさせない力強さとユーモアを交えた最後の授業。
    悲しい内容では無いが、後半込み上げてくるものがあった。
    この本はその続きとしても書かれた本。
    ランディが残り少ない子供達と過ごす時間を割いてまで、なぜ「最後の講義」を行う事を決めたのか?
    理由は2つ。
    ・まだ幼すぎる子供達に、父親として20年かけて教えていくべきことを、いま、「最後の講義」の記録で残しておいて、人生を歩む道しるべのひとつにしてほしい。
    ・子供のころからの夢を実現してきた理由として、自分が感じていることを、情熱をこめて話せば、講義を聴いた人が自分の夢を実現する道を切り開く手助けになるかもしれないから。
    夢を叶えるためのアドバイスにも心を打たれる。
    ・すべての人に長所はある。十分に時間をかけて待っていれば、人はきみを驚かせて感動させるだろう。
    ・経験とは、求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。そして経験は、きみが提供できるなかで、たいていもっとも価値のあるものだ。
    ・すべての若い女性(娘にも)に捧げるある女性同僚の言葉。
    「ずいぶん時間がかかったけれど、ようやく気づいたの。自分に言い寄ってくる男性がいたら、気をつけることは簡単。彼の言うことはすべて無視して、彼のすることだけに注意すればいいの。」
    命を掛けて挑んだ渾身の講義は、きっと心に響きます。是非に!

  • 内容紹介

    全米600万人が涙した、ある大学教授の「最後の授業」今日の次には明日が来て、その先にも新しい日が待っている。そうやって、当たり前のように人生は続いていく。しかし、これから先もずっと続くと思っていたその人生に「終わりの時」があると知ったとき、あなたは何を考えるだろうか――。2007年9月18日、ペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学の講堂で、1人の教授が「最後の授業」を行った。教授の名前はランディ・パウシュ。46歳。最後の授業をするにはまだ若すぎるパウシュだが、彼にはこのとき、長年親しんだ大学に別れを告げざるをえない事情があった。膵臓から肝臓へと転移したガン細胞。医師から告げられた命の刻限は――「あと3カ月から半年」。こうしてパウシュの最後の授業は始まった。スクリーンに映し出された演題は『子供のころからの夢を本当に実現するために』。それは、「最後の授業」であると同時に、幼い3人のわが子に遺すためのメッセージだった。パウシュが幼いころに抱いた夢は、たくさんある。無重力を体験する。NFLの選手になる。ディズニーのイマジニアになる……。そのほとんどは実現し、いくつかは失敗のうちにも自分を成長させる糧となった。パウシュは言う。「夢を叶える道のりに障害が立ちはだかったとき、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。レンガの壁は、僕の行く手を阻むためにあるんじゃない。その壁の向こうにある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているんだ」。両親の教え、家族の愛、同僚たちの支え。そうやって、人は人と関わりながら生きていく。自分の夢を叶え、周りの人が夢を叶える手助けをすることで、明日を生きるエネルギーを手に入れる。人生の幕切れがそう遠くないと知りながらも、パウシュは自分を「本当に幸せ者だ」と言う。最後の授業は、自分の人生をこんなにも素晴らしいものにしてくれた人々への感謝であふれていた。講義を終えたパウシュを迎えたのは、講堂を埋めつくした聴衆のスタンディングオベーションだった。全米中のメディアがこの授業について報じ、2500万人以上がテレビ番組でパウシュの姿を目にした。インターネット配信された講義の模様は、600万ものアクセス数を獲得した。この本は、パウシュの最後の授業の記録であり、「つづき」でもある。講義を行うにいたった経緯、講義では語られなかった家族への想いなど、新たに書き下ろされた部分も多い。読む者の心に残るのは、「死ぬ」ということではなく、「生きる」ということについての、パウシュの力強いメッセージ。夢を実現することの大切さ、人生の喜びについて、ユーモアあふれる語り口で講堂を沸かせたパウシュの息づかいが、ページをめくるごとに伝わってくる。DVDには、日本語字幕のついた「最後の授業」が収録されており、笑いと涙で包み込まれた講堂のライブ感が味わえる。
    目次
    はじめに
    第1章 最後の講義
    第2章 僕はこうして夢をかなえてきた
    第3章 僕を導いてくれた人たち
    第4章 夢をかなえようとしているきみたちへ
    第5章 人生をどう生きるか
    第6章 最後に
    謝辞
    カーネギーメロン大学について
    訳者あとがき
    著者・訳者紹介

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最後の授業 DVD付き版 ぼくの命があるうちにの作品紹介

今日の次には明日が来て、その先にも新しい日が待っている。そうやって、当たり前のように人生はつづいていく。しかし、これから先もずっとつづくと思っていたその人生に「終わりの時」があると知ったとき、あなたは何を考えるでしょうか?ランディ・パウシュの最後の講義に耳を傾けながら、心の中で問いかけてください。あなたにとって、大切な人はだれですか?その人に今いちばん伝えたいのはどんなメッセージですか。

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