- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270005866
感想・レビュー・書評
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大好きなお母さんがいなくなった!
母を思う小さな主人公の目から見える世界のお話。 -
■「ココロにやさしい作品シリーズ(勝手に命名)」の第2弾。これも表紙が全てを表しているなぁ。
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小学生のすこしおデブな男の子と、その家族、
友達の女の子の、一夏の切ない物語。
大人が思っている程、子供は単純じゃないんだ。
色んな事を、胸に秘めているんだ。
登場人物の住職のおじいさんが、
優しく子供を見守る目線が、特に良かった。 -
高度経済成長期、大阪の片田舎の町で暮らす小学生の真が、ある日自宅に帰ってみると大好きな母親が入院していた。
なぜだか母親には会わせてもらえず、手伝いにきてくれた叔母の雑な家事に戸惑い、父親ともうまく関係を結べない真が、世界がわからなくて遠いことにもがきながら、その世界に手を伸ばそうとする姿は、ひどく限定された世界で生きていた子どものころを思い出させる。
よくも悪くも毒がない。 -
大好きなお母さんの不在のなか、いろんな大人の狡さや悲しさを見てしまう子どものストーリー。真綿にくるまれたような母子っているような気がする。それでも立ち止まっていられないんだよ世の中は、みたいな。
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H22.7.27
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ちびまる子ちゃんくらいの時代の話?
懐かしい世代にはきっと懐かしいんだろうなあという雰囲気のお話でした。
全体としては・・・・・・まとまり方も好きだし、いいんだけど、色んなことが未消化で終わってるみたいな物足りなさが残りました(〒m〒)
住持さんが良かったです。