文豪の翻訳力 近現代日本の作家翻訳 谷崎潤一郎から村上春樹まで

著者 :
  • 武田ランダムハウスジャパン
3.89
  • (3)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 56
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270006658

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どの翻訳も、それぞれの作家の思い入れ、独特の技法などがあり、その違いを楽しめた。

    ピアニストがお気に入りの曲のスコアを手に入れると弾いてみたくなるように、作家たちも心の琴線に触れた海外文学を自分の言葉に翻訳してみたくなるのだろう。

    語学力の薄い私も、文豪たちを真似て海外文学を訳してみたら、楽しいかもしれない。そんなふうに興味をそそられた。

著者プロフィール

1921年大坂に生まれる。1941年京都大学理学部物理学科卒業。京都大学名誉教授。理学博士。専攻 素粒子論。2004年歿。訳書 フォン・ノイマン『量子力学の数学的基礎』(共訳、みすず書房、1957)、ボーム『量子論』(共訳、みすず書房、1964)ほか。

「2021年 『量子力学の数学的基礎【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上健の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×