十八歳からの十年介護

著者 :
  • 武田ランダムハウスジャパン
4.06
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本棚登録 : 49
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784270006757

作品紹介・あらすじ

日本テレビの女子アナウンサーという一見華やかな表舞台の裏には、一家を支えながらの十年にも及ぶ母の介護生活があった…。ばらばらだった家族が母の介護をきっかけに再生。家族の絆を考えさせられる感動の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 著者が18歳のとき母親が倒れたそうですが、12歳だった妹に不自由ない中学生活を送らせようとまず著者が頑張り、長じた妹はアナウンサーとして働き始めた姉のために、高校生ながら母の介護を頑張り、この妹の短大進学費用のために、弟は大学進学をあきらめて消防士に。
    兄弟がみな、母親が倒れなかったらしなかっただろう苦労をしたけれど、もみなが母親を中心に家族仲良く暮らせることを喜んでいたから、『犠牲』になった人は誰もいない。
    そんな不思議なような当たり前のような家族の話。

  • 町さん、ご家族のお母様に対する気持ちと行動がすごい。

  • 介護は避けて通れない道だが相手を思い遣って介護できるのは性格なのか、考え方なのか。
    自分中心がいい私には親の介護をせずにいたいと常に思っていたのでこんな人もいるんだと驚きと、こういう前向きな人だからスムーズに入院できたり、助けがあったりするのかも。

  •  内容的にはとてもいい本でおすすめできる。

     が、40歳で脳梗塞を起こして重度障碍者になって、のちにがんを発症して末期になった方の介護というのは、個人的にはあまり参考にならないケースだった。
     ヤングケアラーの大変さというのは伝わってきたけど。

     どちらかというと、中高生に、「自分もそうなるかもしれない」という思いで読んでほしい本かも。

  •  
    ── 町 亞聖《十八歳からの十年介護 20111026 武田ランダムハウスジャパン》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4270006757
     
     話題の心理カウンセラー・心屋 仁之助の「魔法の言葉」で涙の救済。
     心屋 仁之助 カウンセラー 19641110 兵庫 /
     
    ♀町 亞聖   アナウンサー 19710803 埼玉 /元日本テレビ/町 亜聖
    ▽あの人気女子アナがテレビから消えた裏に両親の介護…15年間の介護
    生活を告白…終わりの見えない介護の果てに涙…。
    ── 《解決!ナイナイアンサー2時間SP 20150621 15:00-16:55 RNC》
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/612519603135090688
     
    (20150621)
     

  • 体験されたご本人だからこそ書けたであろう内容ですね。
    個人的にあまりにもなタイミングで読むことが出来ましたので、いろいろ感慨深い一冊となりました。

  • 916

  • 同世代の町さん。以前何かの番組でご家族が取材されていたことをぼんやりと覚えている。
    笑顔と共にこんな表情や思いを持っていたんだな、と感じた。町さんの今後のご活躍を心から祈っています。

  • 元日テレ、現在、東京MXTVの「5時に夢中」のキャスターをやっている町亜聖さんの母親の看護記。
    改めて認識したのは、家族の誰かが病に倒れるとあたり前のことがあたり前でなくなる日常と、家族の絆の重要さと言ったところか。

  • 元アナウンサーが書いた介護記。
    今年辞めたそうで、道理で最近テレビで見ないと思った。
    綺麗な女子だが、ちょっと気が強そう。育ちうえか。

    タイトルどうり18歳からお母さんの介護ですごいなあと思った。
    そのあとは父親ががんで倒れる。
    自暴自棄で酒・煙草をがば飲みしても人間はすぐには死なない。
    痛み苦しんで回りの人間に迷惑をかけながら、もだえ死ぬ。
    あっさりピンコロで死ねればいいんだけどね。

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