ディミティおばさまと貴族館の脅迫状 優しい幽霊7 (RHブックス・プラス)
- 武田ランダムハウスジャパン (2012年4月10日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270104088
作品紹介・あらすじ
のどかなある午後、隣人のエマが血相を変えて、ロリの元を訪れた。エマの夫デレクがなんと伯爵家のひとり息子で、後継者選びのため代々が所有する広大な貴族屋敷へ20年ぶりに帰ることになったという。エマの懇願と好奇心にうながされ、ロリはおばさまを連れて、壮大な貴族の館へおもむくことに。しかし、到着早々、屋敷で次々と不審な出来事が起こる。上流階級の生活にとまどいながらも、屋敷を探索するロリ。そこには積年の愛と憎しみが隠されていて…。
感想・レビュー・書評
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ディミティおばさまのシリーズの第七巻。
今作は、ロリの一番親しい隣人と言えるデレクとエマ夫妻に突然降りかかった相続問題。
自分の夫が貴族だった事や夫の本名を知らなかったのか(子供達はおじいさんと会っていたのに)などという事に突っ込むのは置いといて、イギリス貴族のお屋敷で周りの人間が次々と疑わしく思えてしまう、まるでアガサ・クリスティーのような雰囲気で楽しめた。
だが、結末には、ややがっかり。
まあ、丸く収まったといえばそうだが、アサートンらしいコージーミステリーの持ち味が出せていない気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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