環境教育善意の落とし穴 (クレスコファイル No. 1)

著者 :
  • 大月書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784272408016

感想・レビュー・書評

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  • 教育誌『クレスコ』への全15回の連載をまとめたもの。
    環境教育への考え方が自分に近い。

    また、たった89ページだが、世界のさまざまな事例について書いてあり自分の課題が深まった。

    図書館で借りた本であるが、ブックオフなどで安く売っていたら手に入れたい。
    連載をまとめたものなので、1回ごとのページ数も少ないので、
    教員になったときのネタとしても使えそう。

  • 確かに、【善意の落とし穴】でしたねぇ~

    あなたが環境に良いと思って行動していることが・・・
    裏では、はた迷惑だった!!

    そんなことがあるもんです。
    視点が狭いとそーなってしまうでしょう。


    俯瞰してみると分かってきます。

    それに加えて、

    地球全体に視野を広げて世の中を覗いてみることが重要である。
    それも、地球全体を俯瞰して眺めてみる事がいいと思います。

    環境以外でも・・・
    日本に生活していると分からないことばっかりですが・・・

    3.11以降の日本で起きた地震・つなみ・原発問題
    これらも、視野が狭い人と視野が広い人の戦いになっているのが
    なんとお粗末なことだらけです。

    敵は、政府、役人や東電、はたまた、原発メーカーであるのに
    国民同士がいがみ合っている!!
    お粗末です。


    視野を全体に広げて、視点を上にから下に向けてみると
    すごいおかしなことを発見できます。

    『え!!こんなものあったの??』
    『うっそーーー マジで??』
    目から鱗ということでしょうか!!


    日常生活でも同じことがいえます。
    いつも、目で観ているはずですが・・・
    あなたの脳では認識できないことになっている(しないようにしている)

    では・・・テストです。

    ○鼻を意識してください。
    そーすると、鼻の頭が見えてきませんか?

    ○周りを見渡して、赤いものを探してみてください。
    赤いものが一杯見つかります。

著者プロフィール

1957東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和のさまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「apbank」監事、「一般社団 天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師。著書(共著を含む)に『環境破壊のメカニズム』『日本の電気料金はなぜ高い』『どうして貯蓄が行けないの』(以上 北斗出版)、『非戦』(幻冬舎)、『Eco・エコ省エネゲーム』『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』『世界から貧しさをなくす30の方法』(以上 合同出版)、『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』(岩波書店)、『地球温暖化/人類滅亡のシナリオ』(扶桑社)、『おカネで世界を変える30の方法』『天然住宅から社会を変える30の方法』(合同出版)、『いますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー 1~3 』『いますぐ考えよう地球温暖化 1~3 』(岩波書店)、『おカネが変われば世界が変わる』(コモンズ)、『環境教育の落とし穴』(大月書店)、『原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる』(武田ランダムハウスジャパン)、『地方論』(子どもの未来社)など。著者ホームページ「田中 優の“持続する志”」 http://www.tanakayu.com

「2013年 『子どもたちの未来を創るエネルギー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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