- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272600502
作品紹介・あらすじ
「城砦」、「素描」、「庭師」の三篇からなる『僕の知っていたサン=テグジュペリ』に、『33日間』、『証言 1940-1944年の日記』の抜粋、サン=テグジュペリの死後10年目の夏に書かれた日記の抜粋、写真、サン=テグジュペリからレオン・ウェルトに宛てられた手紙、二人の年譜を加えて編まれた。
感想・レビュー・書評
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「星の王子さま」の冒頭で作品を捧げられている、レオン・ウェルト本人の手記と、サン=テグジュペリからウェルトへの手紙などが収録されている。
ウェルトはサン=テグジュペリの遺作「城砦」への反論を述べているが、叩きのめすためではなく、本人も書いているように、途切れてしまったサン=テグジュペリとの対話を続けるためだというのが伝わる。
サン=テグジュペリからウェルトへの気取らない手紙には、温かな友情が溢れていて胸に沁みた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
星の王子さまを読んでいると、友情への憧れがかきたてられる。この本を読んでいると、そのことが思い出された。
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『星の王子さま』と熱い友情
所蔵情報
https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/detail?rgtn=080309 -
星の王子様の献辞に”小さな男の子だったころのレオン・ウェルトに本書を捧ぐ”と書かれてあるレオン・ウェルトによるサンテグジュベリとの友情や、親交の内容がつづられている本。星の王子様しか読んだことがないので、よくわからない部分がありましたが、サンテグジュベリ氏は、いろいろな多彩な才能と飛行機乗りとしての性質、批評家であったことがよくわかる内容だと思います。
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請求記号:950.2サ
資料番号:010491396 -
予想を裏切る内容。レオン・ウェルトから見たサン=テグジュペリ。彼らの間を往き来した、デッサン入りの手紙。
うん、難しい… もう一度読めば入ってくるかな。
「星の王子さま」のあのほんわかあったかな不思議さに戻ってみて、、そしたら感じ方が違っているかもしれないな。 -
サン=テグジュペリに「星の王子さま」を捧げられた、レオン・ウェルトの、トニオについての、友人ならではの本。
トニオから、ウェルト宛ての手紙であったり、かつて2人が語り(議論?)しあったことであったり。
ウェルトによる、「城砦」の解釈?説明?は哲学的…てか哲学すぎて、煙に巻かれてしまったけど、ただなんとなく、大人たけれども、子供の視点で(子供っぽいと言うのではなく)の、ある意味「見方」なのかな、と。
星の王子さまを読んでわかる(?)ように、子供の言うことは、哲学的だなと思った。大人が聞くと、全く意味をなさないというか、わからないというか、でも多分それが真理であるのだろうな、的な。わかりせんね。
なんとなく、わかる。でもわからない。すごく、わかりたいなぁ、と思いながら読んでた