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- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272970803
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた資本論の著書であるカールマルクスの若き日の苦悩と活躍を描いた作品。
天才が故に時代を先取りし過ぎてしまい、共感を得られない中、友人であるエンゲルスがサポートすることで共産主義同盟の設立に漕ぎ着ける。
彼に限らず一流の人は、自分の信念や価値観を持っており、何よりもそれを大事にするため人並みの生活は出来ないが、どんな状況でもそれを曲げない強さは素晴らしい。
自分もそんな価値観を持ちたいものである。
ちなみに、当時はブルジョアとプロレタリアの2極化を問題視していたが、現代はまさにこれから中産階級がなくなり益々格差社会が広がろうとしており、改めて彼の思想を読み返してみる価値がある時代だと思われた。
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階級社会→格差社会
こういうヘンチクリンな言い換えが真実を見えなくしていると私は思います。
階級社会→格差社会
こういうヘンチクリンな言い換えが真実を見えなくしていると私は思います。