KE養成講座 6

  • オーム社
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784274128578

感想・レビュー・書評

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  • この本で、はじめてプロログを書きました。
    まず、GNU prologをダウンロードして、本に書かれているプログラムを実行しました。
    GNU prologのプロンプトは、本に書いてあるEdinburgh DEC-10 Prolog3.54とほぼ同じでした。

    本書では、ロジックプログラミングの歴史が書かれています。論理言語、仕様言語、プログラミング言語について体系的に記述しているので、言語体系の整理にも役立ちました。計算のモデルは2つに分類されています。
    第一水準:チューリング機械
    第二水準:プログラミング言語のモデル化
     一階述語論理(first-order predicate logic),ラムダ計算(lambda calculus)

    言語族π(パイ)は
    1(π1) 問題を記述する枠組みとしての述語論理式:述語論理式
    2(πs) プログラムの仕様を記述する言語:仕様記述言語(specification, strategy)
    3(π0) 電子子計算機上で実行させるための言語:操作記述言語
    プロログ(Prolog)が、操作記述言語に相当するということは、忘れがちなことでした。

    ps.
    | ?- factorial(16,N).
    N = -143294464 ?
    となりました。計算上は自然数、表示はマイナスということでしょうか。

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著者プロフィール

黒川 利明  デザイン思考教育研究所主宰.1948年生,東京大学教養学部卒業.東芝,新世代コンピュータ技術開発機構,日本IBM等を経て現職.

「2023年 『データ構造とアルゴリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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