ウィーンのユダヤ人: 一九世紀末からホロコースト前夜まで

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  • 御茶の水書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784275017888

作品紹介・あらすじ

19世紀末からホロコーストの前夜までウィーンのユダヤ人社会は、「しかし」から「しかし」へと、「こだわり」から「こだわり」へと揺れ続けた。ユダヤ人は、多民族国家ハプスブルクを礼讃しつつも、そこでの民族共存が幻想にすぎなかったことを知り、みずからユダヤ民族主義へと走りつつも、民族自決の限界と危険性を認識したのである。本書は、ウィーンのユダヤ人社会の体験に取り組んだ研究である。

感想・レビュー・書評

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  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18333

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA44735948

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/0000167876

  • 【ヨーロッパ文化を理解するための一助として】
    図開架 316.88:N811
    図書庫 316.88:N811
     ナチス発祥の地となったオーストリアにおいて、戦間期に到るまでユダヤ人がどのような生活をしていたのかがわかる。貴重な写真が採録されている。

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著者プロフィール

野村 真理(のむら・まり)
1953年生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、金沢大学名誉教授。社会学博士。専攻は社会思想史・社会史。著書に『西欧とユダヤのはざま―近代ドイツ・ユダヤ人問題』(南窓社、1992)、『ウイーンのユダヤ人―19世紀末からホロコースト前夜まで』(御茶ノ水書房、1999、日本学士院賞受賞)、『ガリツィアのユダヤ人―ポーランド人とウクライナ人のはざまで』(人文書院、2008)、『ホロコースト後のユダヤ人―約束の土地は何処か』(世界思想社、2012)、など。

「2022年 『ガリツィアのユダヤ人(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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