作曲:音楽一家の長男として1958年に生まれる。祖父にピアノ、作曲の手ほどきを受ける。東京藝術大学の修士作品作曲の過程で、『音楽は崇高な祈りである』との理念に至る。在学中より、父の影響でスタジオ録音、背景音楽の作編曲、マニュピュレータ、など多方面の音楽制作を経験しながら徐々に自己の音楽観を確立。管弦楽と合唱を音楽表現の中心として作曲してきた。毎日音楽コンクール入選、シルクロード管弦楽コンクール入賞。平成7年9月~12月平成七年度文化庁派遣藝術家在外特別研修員として、ドイツ・ベルリンに留学。D.シュネーベルと親交を持ち、P.エトウィッシュ、アンサンブルモデルン等のもとで、研修。ダルムシュタットにて、D.ステファニディスと共同研究。現在、千葉大学教授、東京藝術大学非常勤講師。学会活動では日本作曲家協議会理事、日ロ音楽家協会運営委員、日本現代音楽協会会員、日本とギリシャの現代音楽による国際交流委員会運営委員長。
「2013年 『音取二抄 クラリネット独奏のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」