トルコの可憐な伝統レーストゥーオヤ

著者 :
  • 雄鶏社
3.84
  • (9)
  • (3)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 83
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784277311731

作品紹介・あらすじ

イスラム教を信仰するトルコでは女性たちはスカーフを被る習慣があり、その縁には『オヤ』とよばれる可憐な縁飾りが施されており、トルコ伝統手芸の中の代表的なものの一つ。『トゥー』とはトルコ語でかぎ針の意味。宗教と伝統を重んじる国、トルコに咲いた魅惑の花、トゥーオヤの作り方を紹介。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  近頃流行りの「オヤ」とはなんぞや?と思い、図書館で借りてみた。トルコの伝統的なレース編みの総称で、スカーフなどの縁飾りに使うことが多いそうだ。
     中でも「トゥーオヤ」は普通のレース針を使って編まれた物。編み方もこま編みなどありふれたものだが、いろいろな花を模したモチーフが美しい。ジャスミンのチョーカーがかわいかった。

  • なんとなくレース編みというイメージを持っていたのだけど、レース編みはそのひとつであって針仕事で糸を結んでいく手法もあり、新しい発見だった。

    しかし。。。立体造形を理解するのが難しいわたしには本だけで作れるのかはちょっと不安。

    わあすてき〜と思って終わってしまうかもしれない。縁飾りとして活用できる場面は多そうだけど、体験講座とかでまずは教わってからのほうがいいかなぁ。

  • 凄く可愛い。手芸店でちゃんと日本のオヤ用糸を購入して試したけど、綺麗に作るのは結構難しい。ナイロン製の糸が滑って結び目がすぐにほどけちゃう。イーネオヤは更に難しいっ!

  • 初めての方でも編めて、デザインも素敵です。

  • トゥーオヤはレース針と糸があれば出来ます。
    かぎ針編み経験者の私はイーネオヤよりも作りやすかったです。
    本場トルコの方々は目にも留まらぬ早業で、編んでおられますが
    私はのんびり編んでいます。
    基本的な作り方の解説は、カラー写真なのでとても分かりやすい
    です。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

手芸家。
大学卒業後、外資系アパレル会社でVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)に携わった後、手芸家として活動を始める。小学校時代をアメリカで過ごし、得意の語学を生かして海外の伝統手芸を探求。2002年から2年間、プラハ在住。チェコのボビンレースを習得する。その後、トルコ伝統手芸に魅かれ、2005年より現地でオヤをはじめとして本書のテーマのイーネダンテル、ニット、刺繍などさまざまな技術を身につける。帰国後、作品製作、教室開催、雑誌記事や書籍の執筆、テレビ出演など、トルコ伝統手芸の普及のために幅広く活動する。現在はシンガポールに住み、作家活動を中心に、現地での教室も開催している。
著書に『針1本で作る花レース イーネオヤのアクセサリー』(文化出版局)がある。

「2019年 『イーネダンテルのアクセサリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

七海光の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×