- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784284305952
作品紹介・あらすじ
「就職」の何が問題なのか。『中央公論』『Voice』などの論壇誌から、『週刊東洋経済』『エコノミスト』などの経済誌まで、重要論文・対談を22本収録。
感想・レビュー・書評
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社会
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就活をしている時期に購入して読んだ本.あまり内容が印象に残らなかった...
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大学生の就職問題に対する多彩な識者の見解を紹介しているので、この問題を理解したいと思っている人が最初に読むのに最適だと思う。
興味を持った人がいたなら、その著作を読むなりすれば、より理解できるようになるだろう。
個人的には海老原氏と城氏の対談が、意外にも対立しなかったのが、ちょっと物足りなさを感じた。 -
この問題は本当に複雑でしかも複合的なため簡単に答えが出せない.
しかし,児美川先生のリードでうまく論点がまとめられている.
はっきりとは分からないままではあるが,どうにかしなければならないことではあるのだろう.
ある種の格差を悪とするか容認するか.
色々考えさせられるが,大学が多すぎることは間違いないな. -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB08984039
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この本を読むまで、「大卒の就活」と「高卒の就活」とが繋がっていることに気付かなかった。
想像力が乏しかった。 -
学生がダメなのか 企業がわかっていないのか ―
http://www.nihontosho.co.jp/2012/04/post-278.html -
<閲覧スタッフより>
就職の問題、不況、企業の体制など様々な切り口で語られる「就職語り」。その数たるや相当なもの。何でもかんでも真に受けていては身が持たないのは当然。こうした就職論を多様に展開する「シューカツ論壇」を俯瞰することで、巷に溢れる「就職語り」を整理しよう!社会・経済系雑誌の論者たちのエッセイや対談なども収録。
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所在番号:377.9||コレ
資料番号:10213099
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「シューカツ論壇」の俯瞰図が本のねらいとなっています。なので、読んだあと、さてどうしたものか…と結局答えが見付からなく、もやっとします。それでも最後の学生提言にある、採用のプロセスを事前に明らかにして欲しいとか、社会人になる前に、大学で憲法、労働法など労働者の権利、組合の役割などを学べるようにして欲しいといった要望がどこから生まれるのか、本を読めば理解できました。
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企業が学歴を重視するのは、継続学習能力があること、頭がいいこと、要領がいいことを求めるから。
大学での学びは、学者になるためのもの。とにかく1つのテーマを突き詰めて徹底的な専門性を身に着けていく。これは社会で使える可能性は低いが社会全体の文明レベルをあげるためには必要な高度な専門的な研究。もうひとつは物事を考える能力を学ぶこと。1つの命題が正しいのかどうかを判断するためにはどのような事例を集めればいいのか、どのような角度から検証すればいいのかを学ぶこと。