- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784286000053
感想・レビュー・書評
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こういう設定、嫌いじゃないからスラスラ読めました。
ちょっとバトル・ロワイヤルに似てるのが面白かったかな。
ただ、後半からありえないぐらいグロになるので、要注意。
表現自体は普通なので、小説好きには物足りないかも。
小説入門編でハラハラを感じたい人にはおすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山田悠介、待望の新刊。「流罪」の復活、刑期は500日。棄民の島で、生死を賭けたサバイバルが、今はじまる。 (e-hon)
面白かったし、オチも許せる範囲。少し、文章もうまくなったかも?
18歳以上で、働いていなくて、税金も納めていない人々を、ゴミのようにとある島に捨てる法律ができた。
500日、その島で生き残れば本国に帰ることができる。しかし、その島での500日は悲惨なものでしかなかった・・・。
最初、数人のグループに固められて島に捨てられた主人公たちも、最後まで仲良く暮らすことの不可能さを痛感する。
食料も限られているし、何人もの流罪者がいる島の中で、最初は民家に残された食料を漁って生きていたが、だんだんとグループ抗争に発展し、グループ内の裏切りや殺人にまで発展する。
人間の極限を描いた作品。
この作品が、ほかの作品よりいいかも、と思える理由はたぶん、話に展開があったから。島の前、島での暮らし、そしてその後。すべてに、意味があり、すべてにちゃんとした「中身」があった。
まだ文章は、時々いらっとさせられるけど、ストーリーの内容はすごくいいんだから、もう少し頑張ってほしい。 -
久々の山田作品。発想が素晴らしいと思う。こんな法律できたらまさにこの小説のようになるのかなぁ。でも話の流れはちょっとできすぎ感がある気がする。
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設定が面白い。
よく次から次へとこういう設定思い付くよなぁと不思議でした。 -
記録用
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このストーリーは面白かった。当たり。
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面白かったですが、私は物語は完結して終わってほしい派なので、その点に於いては少し残念でした。
中学の時これで読書感想文を書いたのを懐かしく思います -
背景と人物像の説明が、薄い。
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食料もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? 「流罪」の復活、刑期は500日。棄民の島で、生死を賭けたサバイバルが、今はじまる。
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なんというか、山田さんらしい話。悪く言えば、これもどれも似たような展開。先が読めてしまうのが、何とも詰らない。
色々と勿体ない。 -
読了